最新スーパーフード・レッドフルーツとは?栄養効果や種類一覧
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あなたは、レッドフルーツを知っていますか?
レッドフルーツは、ここ最近注目されている最新スーパーフードの一つです。
レッドフルーツは、特定の果物の名称ではなく、ある特徴を持つ果物の総称です。
では、最新のスーパーフード「レッドフルーツ」には一体どんな特徴や種類があるのでしょうか?
今回は、レッドフルーツの種類とそれぞれの栄養や効果を説明していきます。
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目次
レッドフルーツとは?
レッドフルーツとは、鮮やかな赤色の果物の総称です。
確かな甘みの中でわずかな酸味が引き立った味をしている果物が多く、全体的に見て女性からの人気が高い果物が多いです。
日本スーパーフード協会が『スーパーフードランキングTOP10』の「2017春夏トレンド予測」と「2017秋冬トレンド予測」を発表しましたが、なんとレッドフルーツは両方のランキングで1位を獲得したほど。
現在、大注目の優れた栄養価を持つスーパーフードなんです。
2017春夏トレンド予測「スーパーフードランキングTOP10」
第1位 レッドフルーツ<アセロラ、ゴジベリー>
第2位 青いスーパーフード<進化系スピルリナ>
第3位 酸化しないスーパーオイル<米ぬか油>
第4位 MUGIGOHAN<大麦(もち麦)>
第5位 プラントウォーター<メープルウォーター、バーチウォーター>
第6位 カカオニブ
第7位 シーバックソーン
第8位 進化系チアシード<ローストチア>
第9位 ビーポーレン
第10位 スプラウテッド・アーモンド出典:日本スーパーフード協会
2017秋冬トレンド予測「スーパーフードランキングTOP10」
第1位 レッドフルーツ <アセロラ・ゴジベリー・ザクロ・カムカム etc.>
第2位 進化系スピルリナ < 青いスピルリナ・ ひとかけ追いスピルリナ >
第3位 カカオニブ
第4位 スウィッチェル
第5位 チャーガ茸
第6位 ビーポーレン
第7位 進化系チアシード< ローストチアシード、チアシードオイル >
第8位 ウィートグラス
第9位 ナッツバター&オイル
第10位 ファッロ出典:日本スーパーフード協会
⇒ビーポーレンとは?効果や栄養成分、副作用は?おすすめの食べ方も紹介!
⇒便秘・美肌に効果?!チアシードの食べ方・戻し方、副作用や毒性はあるの?
レッドフルーツ「アセロラ」
アセロラとは
アセロラとは、キントラノオ科の植物や果実のことです。
南インド諸島をはじめ、南アメリカ北部や中央アメリカが原産地のさくらんぼに似た果実です。
なお、熟したアセロラは非常に傷みやすく、市販の加工品などに使うアセロラは熟していないものが使用されます。
また、アセロラには味によって種類が2つに分けられます。
甘味が強いものは甘味種(かんみしゅ)、酸味が強いものは酸味種に分類されます。
アセロラの栄養や効果
アセロラは、ビタミンCを豊富に含みます。
ビタミンCといえば、レモン。
実はこのアセロラ、レモンの約30倍ほどのビタミンCを含んでいるんです。
眼病予防に効果があるとされている「アントシアニン」を知っていますか?
一般的にアントシアニンを豊富に含む目にいい食材といえば、ブルーベリーですよね。
実はアセロラもブルーベリーに負けずアントシアニンが豊富に含まれています。
さらにアントシアニンは、活性酸素を消去しアンチエイジングに期待ができる抗酸化作用があります。
またビタミンCは、アントシアニンの効果を助長する働きがあり、よりアンチエイジング効果が期待できるスーパーフードです。
目に良い「アントシアニン」が気になる方は、下の記事もチェックしてみて下さい!
⇒アントシアニンが豊富な青いお茶!バタフライピーの効果効能、味や飲み方を紹介
レッドフルーツ「ゴジベリー」
ゴジベリーとは
ゴジベリーとは、クコの実のことです。
クコの木は、東アジアが原産地のナス科の落葉低木(らくようていぼく)で、クコの実とはクコの木に実る果実のことです。
杏仁豆腐に、赤い実が添えられているのを見たことがありませんか?
あの赤い実は、クコの実です。
ゴジベリーの栄養や効果
ゴジベリーには、ビタミンB1やビタミンB2、ビタミンC、ビタミンA、ビタミンEなどのビタミン類、ニコチン酸や鉄分などが含まれています。
特に、βカロテンが豊富に含まれています。
アセロラと同じく、ゴジベリーにも、アントシアニンが豊富に含まれています。
ゴジベリーもアセロラと同様にビタミンCを多く含んでいて、その含有量はオレンジの約500倍、レモンの約8倍ほどになるそう。
ビタミンAは、レモンの約500倍、ビタミンEは、レモンの約50倍なんです。
ビタミン類は、しみや肌荒れなどをはじめとした肌トラブルに効果を発揮します。
ゴジベリーの摂取量に注意?食べ方や人気のゴジベリーチョコレートについて
レッドフルーツ「ザクロ」
ザクロとは
ザクロとは、ミソハギ科ザクロ属の落葉小高木、またはその木に実る果実のことです。
ザクロの実は先端が尖っていて、尖った先端は熟すと大きく裂けます。
ザクロの中には小さな粒が沢山詰まっていて、この粒を食用にします。
ザクロの栄養や効果
ザクロの栄養価は、他のレッドフルーツに比べてあまり高くはありません。
ビタミンCとカリウムが比較的多く含まれている程度ですが、ザクロには女性ホルモン作用があります。
その他にもアントシアニンやタンニン、レスベラトロールやプニカラジンなど、さまざまな種類のポリフェノールが含まれています。
ポリフェノールは、ぞれぞれが強い抗酸化物質であることが多いですが、他のポリフェノールと合わさることで、さらに強い抗酸化作用を持つようになります。
この抗酸化作用は、老化の防止や美肌効果をもたらします。
カリウムは体内の余分な水分を排出する働きを持っていて、ポリフェノールの一つであるアントシアニンやレスベラトロールには内臓脂肪の蓄積を抑制する効果があるとされています。
さらにザクロは100gのカロリーが56kcalと高くないため、ダイエットに向いているスーパーフードです。
レッドフルーツ「カムカム」
カムカムとは
カムカムとは、フトモモ科ギブドウ属の常緑低木、またはその木に実る果実のことです。
ペルーのアマゾン川流域の熱帯雨林が原産地です。
カムカムの果実は、さくらんぼのような赤紫色をしています。
美容や健康に高い効果を発揮しますが、日本にはあまり流通されていないこともあって馴染みが薄いかもしれません。
非常に酸味が強く、基本的に生で食べることはありません。
カムカムの栄養や効果
カムカムは、ビタミンCを多く含んでいて、その量は2800mgとレモン果汁の50倍~60倍ほどの量になります。
ビタミンCには、抗酸化作用があります。
ストレスや紫外線を緩和する働きもあり、美肌効果も期待できますよ。
その他にも、エネルギーを作り出す際に必ず必要となる、ビタミンB1やビタミンB2、ナイアシン。
ミネラルの吸収を助長し、疲労回復やアンチエイジング効果もあるクエン酸、人間の身体を構築するにあたり必須となる、カルシウムやリンといったミネラル類。
抗酸化作用で様々な美容効果をもたらすポリフェノール、美白成分によってメラニン色素の沈着を抑制するエラグ酸などさまざまな栄養素が含まれています。
カムカムは、美白や美肌などの美容効果はもちろん、健康効果も非常に高いスーパーフードなんです。
レッドフルーツ「ラズベリー」
ラズベリーとは
バラ科キイチゴ属に属する低木、または、その木に実る果実のことです。
フランボワーズとも呼ばれます。
ラズベリーの栄養や効果
ラズベリーは、ビタミンCやビタミンEなどのビタミン類、鉄やマグネシウムやカリウムなどのミネラル類を特に多く含んでいます。
エラグ酸やアントシアニンなどのポリフェノールも多く含まれていて、ビタミンCと併せて非常に高い抗酸化作用を持ちます。
ラズベリーの香りの元となる成分には、脂肪燃焼効果があるとされていて、ラズベリー自体も100gで41kcalと低カロリーなのでダイエットに向いています。
レッドフルーツ「ピタヤ(ドラゴンフルーツ)」
ピタヤ(ドラゴンフルーツ)とは
ピタヤとは、サボテン科ヒモサボテン属の果実のことで、原産地はメキシコや中南米の熱帯雨林です。
皮が竜のうろこのように見えるので、ドラゴンフルーツとも呼ばれています。
ゼリー状の果肉が特徴です。
果皮が赤色で赤紫色の果肉のものはレッドピタヤ、淡いピンク色の果肉のものはピンクピタヤ。
果皮が濃いピンク色で半透明で白色の果肉のものはホワイトピタヤ、果皮が黄色で半透明で白色の果肉のものはイエローピタヤと呼ばれます。
ピタヤは、果肉の色によって味が違うこともあり、ホワイトピタヤとレッドピタヤは、ほのかな甘味とほのかな酸味を両方バランス良く持ち合わせたあっさりとした味わいです。
ピンクピタヤは、人間の手でピタヤを交配することで作り出した品種であり、ピタヤの中でもっとも甘味が強いです。
イエローピタヤは酸味がなく、ホワイトピタヤやレッドピタヤに比べて甘くさっぱりとした味わいです。
果肉には黒い種子が含まれていて、ピタヤはこの種子ごと食べられます。
ピタヤ(ドラゴンフルーツ)の栄養や効果
ピタヤには、ビタミンB1やビタミンB2、ビタミンC、カロテン、葉酸、ナイアシンなどのビタミン類。
マグネシウムやカリウム、鉄などのミネラル類を多く含みます。
食物繊維も多く、ポリフェノールなどの抗酸化物質や解毒作用があるとされているアルブミンも含んでいるそうです。
食物繊維はバナナの65倍もの量を含んでいて、カロリーは100gで50kcalと低カロリーです。
ダイエット中でも食べやすいスーパーフードです。
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レッドフルーツ「イチゴ(ストロベリー)」
イチゴの栄養や効果
おなじみの赤い果物のイチゴは、ビタミンCが多く含まれています。
5粒~6粒で1日に摂取するべきとされている推奨摂取量のビタミンCを摂ることができるほどです。
ビタミンCは抗酸化作用だけでなく、体内でのコラーゲンの生成を助長する働きがあるとされています。
それにより肌の張りが良くなるなど、さまざまな美肌効果が期待できます。
眼病予防に効果のあるアントシアニン、メラニン色素の沈着や体内でのメラニンの生成を抑制する効果を持つエラグ酸などのポリフェノール、虫歯を予防するキシリトールも含まれています。
カルシウム・カリウム・マグネシウムといったミネラル類、食物繊維、葉酸など様々な種類の栄養素が、あの一粒に凝縮されているんです。
イチゴは、残留農薬が多い果物と言われています。農薬除去方法を知りたい方は、下の記事もおすすめです。
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レッドフルーツ「りんご」
りんごの栄養や効果
赤い果物のりんごには、ほぼ全てのビタミン類やミネラル類がバランス良く含まれています。
抗酸化作用が強く、アンチエイジング効果が期待できます。
なお、りんごには中性脂肪が上昇するのを抑制する働きがあるとされています。
中性脂肪を抑えることは動脈硬化や高血圧、糖尿病などさまざまな病気の予防に効果があります。
まとめ
いかがでしたか?
最新のスーパーフードとして注目されているレッドフルーツ。
レッドフルーツには、アセロラ、ゴジベリー(クコの実)、ザクロ、カムカムなど、実に多くの種類があり、果物によってそれぞれ含まれている栄養も、その豊富さも違います。
これらのレッドフルーツによっては手に入りにくいものも多いですが、機会があればぜひ食べてみてください。
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