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【毒性や危険性は?】添加物キサンタンガムの効果・特性、安全性は?

調味料

コンビニの食品表示に増粘剤(キサンタンガム)と書かれてあるのを良く見かけます。

キサンタンガムは、食品以外に化粧品の成分にも使われています。

食品添加物である増粘剤(キサンタンガム)に毒性や危険性はあるのでしょうか?

今回は、キサンタンガムの効果・特性や安全性について調べてみました。

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キサンタンガムとは

キサンタンガムは多糖類の1つです。

多糖類とは、単糖類(グルコース、ブドウ糖、ガラクトース、マンノース、フルクトース)が多数結合したものです。

淡黄色の粉末で、水と混合するとねばり気が出ることから、増粘剤、増粘安定剤、天然ゲル化剤、糊料として幅広い用途で用いられています。

トウモロコシなどのデンプンをキサントモナスという細菌で増殖させて培養して作られます。

他の天然の多糖類と併用した場合は、「増粘剤(キサンタンガム)」ではなく「増粘多糖類」の表示だけとなっています。

キサンタンガムも含まれる増粘多糖類については、下の記事で詳しく解説しています。

キサンタンガムの毒性や危険性

この添加物キサンタンガムに関しては、安全上の問題はないと言われています。

しかし、培養液由来のタンパク質によるアレルギーが心配されています。

トウモロコシ

また、トウモロコシデンプンを含んでいる為、多量に摂取すると糖尿病や肥満の原因になります。

トウモロコシに「遺伝子組み換え作物」が入っている可能性があるので、その点から危険という声もあります。

キサンタンガムの効果や特性

キサンタンガムは、温水でも冷水でも溶けて、凍結・解凍のくり返しを可能にし、熱や酸に強い特徴があります。

食品に滑らかな感じや、ねばり気を与え、分離を防止します。

デンプンと混合して0.1%程度用いるだけで、サラダドレッシングの乳化性を増大させます。

また、インスタントミルクセーキに0.4%程度加えると濃厚なクリーム状になります。

温度が変化しても粘り具合が変わらないので、ドレッシングやマヨネーズ、ケチャップ、ソース、調味料、練りわさび、冷凍食品、ゼリー、プリンなど、多くの食品に使用されています。

化粧品にも利用できるキサンタンガム

化粧品

キサンタンガムは、化粧水・乳液・クリーム・基礎化粧品・メイクアップ化粧品・美容液・オーデコロンなどの商品に幅広く使われています。

乳液や化粧水に添加することにより、保湿性を高め、液体の粘度を上げることができます。

粉末状のファンデーションに添加すると、飛び散らずに使えるようになります。

キサンタンガムは、手作り化粧品の原料として生活の木などで30g・1000円程で販売されています。

ジェルやとろみのあるクリーム、乳液などを手作りする際に使用されます。

まとめ

いかがでしたか?

キサンタンガムは、食品添加物の増粘剤や化粧品の原料として使われていますが、基本的に毒性や危険性は無く、安全だと言われています。

トウモロコシに「遺伝子組み換え作物」が入っている可能性が気になりますが・・・

多くの商品に入っているので完全に排除するのは難しいですが、できれば避けるようにしたいですね。

食品の危険性や添加物が気になる方は、下の記事もチェックしてみて下さい!

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