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シミを消したい!化粧品・サプリ・食べ物・薬でシミを薄くする方法

 2018/01/11 美容
 
米ぬかのニキビ予防効果

シミを薄くする方法を知りたいと思っている方へ!

  • シミを消したいけど、なかなか消えない
  • シミを薄くするには、どんな方法があるのか知りたい

と困っていませんか?

とりあえず化粧品で誤魔化してみるけど、メイクを落とした後に、顔にあるシミを見ると気分が落ち込みますよね。

ということで今回は、シミの原因や種類、シミを薄くする効果が期待できる化粧品やサプリの成分、食べ物、薬について説明します。

シミは消えないものと思って諦めていませんか?

そんなことはありません。

できてしまったシミを薄くして、もう一度美肌を取り戻しましょう。

(記事内に商品プロモーションを含む場合があります)

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シミの原因とシミができるメカニズム

シミの原因メラニンとメラノサイト

シミの原因となっているのはメラニンです。

メラニンはシミの原因物質となるため、あまり良くないイメージを抱いている方が多いのではないでしょうか?

ただこのメラニン、一概に悪い物質とは言えないんです。

そもそも、メラニンが生成されるのは紫外線を浴びた時です。

紫外線は、皮膚細胞を焼いて皮膚に大きな負担をかけます。

メラニンは、紫外線から肌を守るために生成されるんです。

つまり、美しい肌を保つためには、なくてはならない存在なんです。

 

メラニンは、多少生成されたくらいではシミの原因にはなりません

それに加え、メラニンは皮膚の細胞が作り替えられるターンオーバーの際に一緒に排出されるため、本来であればシミになるほど蓄積しない物質なんです。

ただ、紫外線を長時間浴びたり、日焼け止めなどの日焼け対策をせずに強い紫外線を浴びたりした場合、問題があるんです。

この場合、皮膚細胞へのダメージが大きくなり、そのダメージを軽減するために、メラニンは表皮の基底層にあるメラノサイトで合成が促進されます。

ターンオーバーは加齢によって周期が遅くなっていくため、その周期が遅れれば遅れるほどメラニンが皮膚に存在する時間が長くなって色素沈着が起き、その結果としてシミができてしまうんです。

また、メラノサイトの中にチロシナーゼという酵素があり、これはチロシンという物質をメラニンに変換する働きを持っているんです。

このようにして、メラニンは増えていくんですね。

顔のシミの種類

顔に現れるシミには、主に4つの種類があります。

老人性色素斑(日光性黒子)

顔のシミの種類老人性色素斑(日光性黒子)
出典:エスエス製薬

頬骨(ほおぼね)の一番高い場所に、直径数mm~数cmの丸い形のシミが現れるのが老人性色素斑です。

シミの中でも特に、日本人に多く見られる傾向にあります。

紫外線によって生成されたメラニンが、色素沈着を起こすことが原因となって現れるシミです。

老人性色素斑の治療は基本的にピーリングやレーザー治療ですが、初期の薄いシミは美白化粧品でも改善できる可能性があります。

雀卵斑(そばかす)

顔のシミの種類雀卵斑(そばかす)
出典:エスエス製薬

鼻周りや頬を中心に、小さなシミがポツポツとできるのが雀卵斑(じゃくらんはん)で、思春期真っ盛りの10代の頃にできやすいシミです

雀卵斑の多くの原因は、遺伝だと言われています。

雀卵斑は美白化粧品など普段のスキンケアでは改善することができず、レーザー治療でしか治療できません。

肝斑(かんぱん)

顔のシミの種類肝斑(かんぱん)
出典:エスエス製薬

頬骨の一番高い部分に左右対称で現れる茶色、もしくは灰色のシミが肝斑です。

肝斑は、シミの範囲が広範囲に及ぶため、比較的目立ちやすいシミです。

経口避妊薬や妊娠、ストレスなどで、女性ホルモンのバランスが崩れることが原因であるとされています。

肝斑はトラネキサム酸の内服薬、または美白化粧品で薄くなります。

シミはレーザー治療ができるものもありますが、肝斑は内服薬でしか治療できません

レーザー治療などでは、悪化してしまう恐れがあります。

炎症後色素沈着

顔のシミの種類炎症後色素沈着
出典:エスエス製薬

虫刺されやニキビなどは、皮膚細胞が炎症して引き起こされます。

細胞が炎症した後に、その傷跡が茶色っぽいシミとして残ってしまったものが炎症後色素沈着です。

炎症後色素沈着は特に治療をせずに消えますが、治療をしない場合は完全に消えるまで2年~3年以上の歳月がかかるため、早めに対処するのが好ましいです。

炎症後色素沈着は老人性色素斑と同様でピーリング、または美白化粧品でも改善することができます。

シミを薄くする化粧品の美白有効成分

シミを薄くする化粧品のメラニン効果の種類

シミの種類によっては、美白化粧品でもシミを薄くすることが可能です。

美白化粧水など美白効果をアピールしている化粧品は数多くありますが、一体どういった化粧品成分がシミに効果を与えるのか知っていますか?

日本の化粧品には、効き目が医薬品と化粧品の中間的な分類になる「医薬部外品」があります。

医薬部外品に配合できる厚生労働省で定められた美白成分があり、決められた量を配合していると「メラニンの生成を抑え、シミやソバカスを防ぐ」などと表示することができます。

医薬部外品の美白有効成分は、成分のメラニンに対する効果により3種類に分けられます。

1.メラニンの生成を抑制

メラニンができにくい状態にする美白有効成分です。

紫外線を浴びる前に塗っておくと効果的です。

  • ビタミンC誘導体・・・ビタミンCを安定性があり吸収しやすい形に変えたもの
  • アルブチン・・・医薬品に使われるハイドロキノンと似た構造のコケモモから抽出された成分
  • コウジ酸・・・みそやしょうゆに含まれるコウジ菌由来の成分
  • エラグ酸・・・ラズベリーやイチゴに含まれる成分でポリフェノールの一種
  • ルシノール・・・北欧のもみの木に含まれる成分
  • 4MSK・・・シミの部分の慢性的なターンオーバーの乱れに作用
  • カモミラET・・・ハーブのカモミールに含まれるメラニン生成指令を止める成分
  • トラネキサム酸・・・医薬品の抗炎症剤を美白成分として開発、肝斑に大きな効果を発揮
  • プラセンタエキス・・・動物の胎盤から抽出されたエキス
  • マグノリグナン・・・ホオノキの成分を元に開発された成分でチロシナーゼの成熟を阻害
  • リノール酸・・・サフラワー油などの植物油から抽出された成分でチロシナーゼを分解
  • ニコチン酸アミド・・・ナイアシンアミドとも呼ばれる水溶性のビタミンB3の一種

2.メラニンの排泄を促進

肌のターンオーバーでメラニンを排泄するのを促進する美白有効成分です。

新陳代謝を高めて、メラニンを追い出すのをサポートします。

メラニンが作られても排泄できるように、普段から塗っておくと安心できる成分です。

  • ビタミンC誘導体・・・ビタミンCを安定性があり吸収しやすい形に変えたもの
  • エナジーシグナルAMP・・・天然酵母由来の成分
  • プラセンタエキス・・・豚や馬の胎盤から抽出されたエキス
  • リノール酸・・・サフラワー油などの植物油から抽出された成分でチロシナーゼを分解

3.メラニンを還元

すでにできてしまったメラニンを分解して、シミを薄くする働きがある美白有効成分です。

紫外線を浴びた後に塗ると効果的です。

  • ビタミンC誘導体・・・ビタミンCを安定性があり吸収しやすい形に変えたもの
  • エラグ酸・・・ラズベリーやイチゴに含まれる成分でポリフェノールの一種

シミを薄くするサプリの成分

シミを消したいシミを薄くするサプリ

サプリに含まれているような栄養素でも、シミを薄くする効果があるものは意外とあるんですよ。

 

例えばビタミンC

化粧水などの化粧品は、肌に直接塗り込むためビタミンC誘導体にしなければ、肌の奥まで届かせることはできません。

ただ、口から摂取する食品やサプリなどであればビタミンC誘導体にせずとも、ビタミンCのままで効果を得ることができるんです。

 

ビタミンEβカロテンもシミに効果があります。

 

ビタミンEは、美肌のためには欠かせない栄養素とまで言われていて、細胞の老化の抑制、血行促進といった効果があるんです。

これによって細胞を作り替えるターンオーバーの周期を調整することができ、ターンオーバーの周期が規則的になることで、メラニンが皮膚に蓄積するのを防ぐことができます。

抗炎症作用もあるため、日焼けやニキビなどの改善効果もありますよ。

 

βカロテンは少し特殊で、体内に入るとビタミンAに変換される栄養素なんです。

ビタミンAには、新陳代謝を促進する働きがあり、乱れたターンオーバーの周期を正常な周期に戻すことができます。

 

その他にも、ビタミンB2やリコピン、L-システインアスタキサンチンなどもシミ改善に効果がありますよ。

シミを薄くする食べ物

シミを薄くする食べ物ビタミンC

レーザー治療などはお金がかかってしまうため、なるべくスキンケアや食事など日々の生活でシミを薄くしたいという方も多いと思われます。

そんな方は、ビタミンCやビタミンB2、リコピン、アスタキサンチン、L-システインなどが含まれている食品を摂取してみましょう。

 

ビタミンCは、パプリカ、柚子やレモンなどの柑橘系に豊富に含まれています。

ビタミンB2は、レバーやハツ、豚肉に含まれています。

リコピンは、トマトをはじめ、トマトケチャップやトマトジュースなど、トマトが豊富に含まれている食品に入っていますよ。

アスタキサンチンは、桜海老や紅鮭、車海老、金目鯛などに含まれています。

L-システインは、かつお節や干しだら、いわしの煮干しといった魚介類の乾物や卵に豊富に含まれていますね。

シミを薄くする薬

シミを薄くする薬

シミを薄くする外用薬や内服薬がほしい場合は、皮膚科を受診しましょう。

シミの種類によって外用薬や内服薬での治療が可能かどうか、可能であればどの外用薬や内服薬が効くのかが違います。

シミを薄くする成分が配合されているクリームなどを市販で購入するのもまた一つの手段ではありますが、本気でシミを改善したいのであれば皮膚科に行って医師に診てもらうのが一番正確です。

まとめ

いかがでしたか?

シミを薄くする方法としてはレーザー治療がよく知られていますが、そこまでお金をかけなくても普段のスキンケアや食事でも改善することは可能です。

シミを消したい方は、普段使用している化粧品の成分を確認してみましょう。

食べ物でもシミに効果がある栄養素を摂取することはできますが、普段の食事で効果が現れるほどの量を摂取するのは、結構難しいです。

シミに効果がある成分が配合されているサプリもあるため、サプリで普段不足しがちな栄養素を補いつつ、シミに効果がある栄養素を摂取すると一石二鳥ですよ。

 

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