ヘンプシードの効果、危険性や副作用はある?オイルや食べ方を紹介
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スーパーフードであるヘンプシードを知っていますか?
ヘンプシードとは、麻の実のことです。
チアシードやアサイーなどのように栄養価が高く、美容効果もあるとされています。
さまざまな効果を得られますが、その中に危険性や副作用はないのでしょうか?
また、名前が似ているヘンプシードとチアシードの違いは何なのでしょうか?
今回は、ヘンプシードの効果効能や食べ方、ヘンプシードオイルやヘンプパウダー、コストコのヘンプシードについてお伝えします。
そして、安心安全のオーガニックのヘンプシード(麻の実ナッツ)を紹介します。
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目次
ヘンプシードとは?
ヘンプシードとは、「麻の実」のことを指します。
「麻の実ナッツ」という名前で販売されてることもあります。
麻と聞くと「大麻」を思い浮かべる方も多いかもしれません。
その通りです。
幻覚作用がある違法薬物の大麻は、麻の「穂」や「葉」から作られています。
ヘンプシードは、その麻の「実」の部分です。
これだけ聞くと、「ヘンプシードは法に触れるのでは?」と不安に思う方もいるかもしれませんが、違法となる原因になっている幻覚作用を引き起こす成分が含まれているのは「穂」と「葉」です。
「実」には、その成分が含まれていないため、規制の対象にはなっていません。
そのため、ヘンプシードを食べたからといって捕まることもなければ、大麻を吸い込んだ時のように幻覚作用などに襲われることもないので安心して食べることができるんです。
安全に食べられるだけでなく、ヘンプシードには豊富な栄養が含まれています。
健康だけではなく、美容にも効果があるとされているんですよ。
ヘンプシードの効果や効能は?
ヘンプシードには、身体に良い影響を与える栄養素がたくさん含まれています。
例えば「たんぱく質」。
人間の身体は、「たんぱく質」でできていると言っても過言ではないほど、ありとあらゆるものに「たんぱく質」が含まれています。
爪や血液だけでなく、筋肉や皮膚なども「たんぱく質」です。
このたんぱく質は、アミノ酸が元になっています。
アミノ酸には20種類ありますが、同じアミノ酸でも体内で生成できるものと、そうでないものがあります。
体内で生成できないとされる、9種類のアミノ酸は「必須アミノ酸」と呼ばれ、この「必須アミノ酸」は、体内でも生成できるアミノ酸と違って食事で摂取しなければいけません。
この必須アミノ酸は、1種類でも不足すると身体の機能が著しく低下すると言われています。
日々の食事を加工食品や外食で済ませてしまう方も多い近年では、1日に摂るべきとされている摂取量を摂取するのはとても難しいんです。
そこで、必須アミノ酸不足の現代人の味方になってくれるのが「ヘンプシード」
ヘンプシードには、9種類の必須アミノ酸が全部含まれています。
一般的に知られている「たんぱく質を多く含んでいる食品」より、さらに多くのたんぱく質を含み、それに加えてとても消化しやすいんです。
たんぱく質の質が良質なため、そのたんぱく質から作られる髪や肌にも張りやつやを出すなど、いい影響を与えてくれます。
さらに、生きていくうえで欠かせない脂肪酸「必須脂肪酸」や、鉄分、亜鉛、マグネシウムなどのミネラルも豊富に含まれています。
ヘンプシードとチアシードの違い
ヘンプシードに併せてチアシードを聞いたことはありますか?
なんとなく、名前が似ていて、見た目も似ているので違いが気になりますよね。
チアシードは、ヘンプシードと同じく、健康や美容にいい効果が得られるということで注目されているスーパーフードの一つです。
ヘンプシードとは、麻から収穫できる実の部分のことでしたよね。
実は、七味唐辛子にも含まれているんです。
味は、くるみに似た香ばしい味わいで、日本人に馴染みのある食べやすい味です。
たんぱく質を多く含んでいて、筋力の向上などに効果があります。
一方、チアシードとは、シソ科アキギリ属の一年草の種子のことです。
水に溶けやすい水溶性の食物繊維を多く含み、水分を吸収して膨張します。
鉄分やカルシウムなども含みます。
チアシード自体に味や香りはなく、主に食感の向上や全体量のかさ増しとして使用することが多いです。
水分で膨張するため少量でも満腹感を得られ、腹持ちもいいためダイエットにも適しています。
名称は似ていますが、含んでいる栄養素、味、香り、性質などは随分違います。
名前が似ているから似たようなものと思い込まず、それぞれの違いや性質を知ることによって今までよりさらに食事を楽しみ、自分が求めている栄養素を取り入れることができますよ。
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ヘンプシードの食べ方
気になるのは、やっぱり食べ方ですよね。
一体どんなものに使用できるのか、どんな調理法がいいのかなど悩む方も多いです。
実は、ヘンプシードは、さまざまな食べ方ができるんです。
普段サラダなどにかけるソースやドレッシングに混ぜれば、ヘンプシードソースやヘンプシードドレッシングに早変わりします。
無糖ヨーグルトは、甘くないから食べにくいといった方も多いのではありませんか?
加糖ヨーグルトは、継続的に食べるとなると経済的ではありません。
結局、砂糖をたくさん加えてしまい、カロリーを摂りすぎてしまう…なんてことも。
そんな時にも、ヘンプシードは役に立ちます。
ヨーグルトに加えれば、飽きやすい無糖ヨーグルトもナッツのような香ばしい香りのヨーグルトになりますよ。
スムージーなどにも使用できます。
スムージーは、他のスーパーフードも使用しやすいため、チアシードなど複数のスーパーフードと併用して摂ることもできます。
ヘンプシードは、ナッツのような香ばしい香りを持っています。
ナッツとご飯は、あまり合わないイメージを抱きがちではありませんか?
驚くことに、これが案外合うんです。
ご飯に混ぜて炊くも良し、ご飯にふりかけてふりかけ代わりにするも良し、納豆に混ぜるも良しです。
ヘンプシードは、人気のクロスフィットトレーナーAYAさんが現在注目しているスーパーフード!
おにぎりに混ぜて食べているそう。
ヘンプシードの危険性や副作用
健康にいい効果をたくさん得られるヘンプシードですが、元となっている植物が麻であることもあり、副作用の心配をしてしまうのではないでしょうか?
ですが、今のところ大きな問題となるような副作用はないとされています。
だからといって摂取しすぎは身体に毒です。
過剰摂取は、軽い腹痛や下痢を引き起こすため、摂取する場合は1日大さじ1杯程度の量に留めましょう。
ヘンプシードオイルとは?
ヘンプシードオイルとは、ヘンプシードから抽出したオイルのことです。
これもヘンプシードと同じく幻覚作用などはなく、法に触れることはありません。
ヘンプシードオイルを抽出する方法としては、原料となる麻の実に圧力をかけて搾り取る圧搾法(あっさくほう)、溶剤を使用して抽出する抽出法の2種類の方法があります。
なお、抽出法で使用した溶剤は蒸留法を用いて取り除きますが、全てを取り除くことはできないため圧搾法で採られたヘンプシードオイルの方が安全です。
ビタミンAやビタミンC、ビタミンEなどのビタミン類、リノール酸やα-リノレン酸、γ-リノレン酸などのリノレン酸系が豊富に含まれています。
ヘンプシードオイルは、ヘンプシードとは違ってマッサージ用のオイルなどとしても使用できます。
ヘンプシードオイルは、アレルギー肌や乾燥肌、敏感肌の方でも使用できます。
もちろん、ヘンプシードと同じように料理など食用としても使用できますよ。
ですが40度以上になると質が変化するため、保存する際は日光が当たる場所や高温多湿な場所は避けましょう。
涼しい暗所で保存してください。
料理に使用する際もサラダのドレッシングなど、加熱調理しない料理に適しています。
また、とても酸化しやすいため、開封後は早めに使用しましょう。
ヘンプシードを粉末にしたヘンプパウダーもあり
ヘンプシード(麻の実)が粉末状になったヘンプパウダー。
麻の実を粉砕し、粉末にすることで消化吸収が良くなっています。
たんぱく質(アミノ酸)が豊富なので、ヘンププロテインとも呼ばれています。
スムージーや、豆乳やコーヒーなどの飲み物に入れて摂取できます。
料理や菓子作りに加えても、美味しく食べられます。
コストコのヘンプシードが話題
コストコでも、ヘンプシードが販売されています。
793gで1,500円~2,000円程度で購入できます。
有機栽培されたヘンプシードだけを厳選しているため、農薬や遺伝子組み換え食品などの心配もありません。
くだいてあるためヨーグルトに混ぜたり、サラダにかけたりするだけで、調理も簡単で使いやすいですよ。
オーガニックのヘンプシードを購入
では、有機栽培されているヘンプシード(麻の実ナッツ)は、一体どのくらいあるのでしょうか?
実はヘンプシードは、他のスーパーフードに比べてあまり流通していないんです。
日本では、大麻取締法が制定されており、麻を栽培するためには許可を取る必要があります。
そのため日本では、あまり栽培されておらず、日本に流通しているヘンプシードは、ほぼ輸入品となります。
HEMP HEARTS(ヘンプハーツ)
コストコのヘンプシードです。
オーガニックのものが安く手に入るコストコ。
793gの大容量で1,500円~2,000円ととても経済的です。
継続的に摂取したい方におすすめですよ。
有機麻の実ナッツ Hemp Seeds
ヘンプフーズジャパンのヘンプシードです。
オーストラリア有機認定を受けている、有機JAS認定食品。
250gなので、まずはお試ししたい方に丁度いい量です。
価格はコストコのヘンプシードの方が安いですが、コストコのヘンプシードは、その安さゆえに人気で品切れも珍しくありません。
店頭で販売されていることが少ないため、購入するなら通販などのネットショップがおすすめです。
麻の実ナッツという名前で売られていることもあります。
まとめ
いかがでしたか?
名前だけ見ると似ているヘンプシード(麻の実ナッツ)とチアシードの違い、分かりましたか?
名前は似てても含んでいる栄養素、効果や効能は全然違うので目的に合ったものを選びましょう。
ヘンプシードもヘンプシードオイルもヘンプパウダーも危険性や副作用もないため、安心して使用できます。
コストコのヘンプシードはとても安価ですが、その質の良さと安さで品切れであることも多いので、見かけたときは要チェックです。
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