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着色料の紅麹色素(ベニコウジ色素)は危険性・副作用がある食品添加物?

 2017/06/15 添加物  
着色料の紅麹色素(ベニコウジ色素)

食品添加物として使用されている着色料の一つである「紅麹色素(ベニコウジ色素)」を知っていますか?

着色料なら「タール色素」や「カラメル色素」などは、多くの人が知っているのではないでしょうか?

食品添加物には様々な種類があり、食品添加物の一つである着色料にも数多くの種類が存在しています。

紅麹色素(ベニコウジ色素)も着色料のうちの一つで天然着色料です。

では、紅麹色素(ベニコウジ色素)とは一体何なのでしょうか?

今回は、紅麹色素(ベニコウジ色素)とは何か、その用途や効果、危険性や副作用、妊娠中の方の摂取について説明します。

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紅麹色素(ベニコウジ色素)とは

紅麹菌(ベニコウジ菌)は、麹菌(コウジ菌)のうちの一つ

紅麹(ベニコウジ)は、カビの一種です。

カビと聞くと「身体に悪くて食べるなんてもってのほか!」と思われがちですが、実際はそうでもないんです。

紅麹菌(ベニコウジ菌)は、麹菌(コウジ菌)のうちの一つです。

麹菌は、普段料理などに使用している味噌や醤油などに使われています。

カビや菌は、危険なものというだけではなく、人間が生活する上での様々な場面で案外大きく活躍しているんです。

なお、日本酒は麹菌(コウジ菌)を用いて製造しますが、紅麹菌(ベニコウジ菌)は中国で紅酒の製造に使用されています。

紅麹菌(ベニコウジ菌)は漢方の原料としても使用されているそうです。

紅麹色素(ベニコウジ色素)は、自然界に存在する菌から作られているので天然着色料に分類されます。

 

紅麹色素(ベニコウジ色素)は、紅麹菌(ベニコウジ菌)を水に溶ける水溶性の溶剤を用いて抽出したもののことを指します。

水溶性の溶剤は、保湿作用や湿潤作用、静菌作用を持つエタノールなどが使われています。

紅麹色素(ベニコウジ色素)は、モナスコルブリン、アンカフラビンが主成分となっていて、モナスカス色素と呼ばれることもあります。

 

加工肉やスナック菓子をはじめ、アイスやパンやお赤飯などさまざまなものに使用されています。

紅麹色素(ベニコウジ色素)の用途や効果

紅麹色素(ベニコウジ色素)にコレステロールの抑制や動脈硬化の予防

食品添加物である紅麹(ベニコウジ)は、色素ということで着色を目的とした用途で使用されています。

ですが、紅麹色素(ベニコウジ色素)には着色以外にも様々な効果があり、サプリメントとして販売もされるほどその効果が期待されています。

紅麹色素(ベニコウジ色素)に使用されている紅麹菌(ベニコウジ菌)には、コレステロールの抑制、血圧低下などの効果があるとされているようです。

コレステロールの抑制

紅麹菌(ベニコウジ菌)には、「モナコリン」という成分が含まれています。

この「モナコリン」には、コレステロールが生成されるのを抑える効果があるとされています。

コレステロールを抑制するということは、動脈硬化の予防に効果があります。

ですが動脈硬化の原因となるのはコレステロールだけではないので、紅麹菌(ベニコウジ菌)を摂取してコレステロールの生成を抑制すれば、必ず動脈硬化にならないというわけではないので注意が必要です。

むしろ、コレステロールの生成を過剰に抑制すると発がん率が高くなるとも言われています。

コレステロールの数値が高い方の方が発がん率が低いそうです。

それだけではなく、コレステロールは人間の身体にとって重要な働きを担っています。

コレステロールがなければ、生成されないものや働かない体内の機能が、意外にも沢山あったりするのです。

ビタミンDの生成

食事などで体内に取り込まれたビタミンDは、脂質などと一緒に小腸で吸収されます。

吸収されたビタミンDはその後、腎臓と肝臓で代謝されるんです。

代謝されることによって「活性型ビタミンD」に作り替えられ、この「活性型ビタミンD」が肝臓に蓄えられます。

そうして肝臓に蓄えられたビタミンDはカルシウムの吸収力を高め、より強い歯や骨を作り出します

この通り、ビタミンDは人間が生きる上で重要な働きを持っています。

ビタミンDは、食事による摂取の他、日光から発せられる紫外線を浴びることでも体内に取り込むことができます。

人間の身体は、日光から発せられる紫外線を浴びると皮膚がビタミンDを作り出すんです。

ですが、この時にもコレステロールが必要になります。

つまり、コレステロールがなければビタミンDの不足などをはじめ、身体の様々な場所で異常が起きるんです。

 

カルシウム不足が気になる方は、こちらの記事もおすすめです。
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カルシウム不足解消!食事・食べ物でイライラや骨粗しょう症防止

 

コレステロールの数値は、高すぎれば動脈硬化をはじめとしたさまざまな病気の原因となります。

ですが、コレステロールがなくてもいいわけではないのです。

コレステロールの数値が低ければ発がん率が上がるだけでなく、身体のさまざまな機能に異常をきたします。

くれぐれも紅麹色素(ベニコウジ色素)の過剰摂取は禁物です。

紅麹色素(ベニコウジ色素)の危険性や副作用

危険性は

天然着色料の紅麹色素(ベニコウジ色素)には、危険性や毒性、副作用はあるのでしょうか。

厚生労働省により、既存添加物の安全性評価に関する調査研究結果が発表されました。

べ二コウジ色素

4.安全性試験成績の概要

(2)反復投与/発がん性試験

F344ラットを用いた混餌 (0.6%、1.25%、2.5%、5%、7%)投与による13週間の反復投与試験において、7%投与群で体重増加抑制、5%以上の投与群で腎細管上皮の壊死が認められている。無毒性量は1.25g/kgと考えられる。

F344 ラットを用いた混餌 (0%、1.25%、2.5%)投与による 108週間の発がん性試験において、検体投与に起因する腫傷の発生は認められていない。

 

出典︰厚生労働省 既存添加物の安全性評価に関する調査研究(平成8年度調査)

 

紅麹色素(ベニコウジ色素)の安全性試験では、ラットの餌に紅麹色素(ベニコウジ色素)を繰り返し混ぜ込んで与えることによって実験したそうです。

ラットとは実験のために作られた野生のドブネズミを改良した飼養変種のことです。

餌に2.5%以上べ二コウジ色素を混ぜて、13週間与え続けると毒性が認められたとのことです。

 

また、研究結果などの信頼性を調査する機関「国立健康・栄養研究所」の見解としては、少なからず毒性はあるとのこと。

胃炎や腹部の不快感、肝臓酵素活性の上昇を引き起こすなどといった事例が報告されているそうです。

妊娠中や授乳中の方が摂取した場合、胎児や母乳を通して乳幼児に与えられる影響や安全性が確立されていないとのことです。

紅麹色素は妊婦さんが摂取しても大丈夫?

紅麹色素は妊娠中に摂取していいのか?

先程も述べたように、妊娠中の方や授乳中の方はなるべく摂取を避ける方がいいでしょう。

悪影響を及ぼしたなどの報告はありませんが、妊娠中や授乳中の方が摂取して胎児や母乳を通して乳児に与えられる毒性についての実験結果が不足しています。

実験がそこまで及ばず、妊娠中や授乳中の方が摂取して与えられる影響は確認されていないのです。

今のところ大きな問題にはなっていませんが、安全性が確立していないためどんな影響を及ぼすか分かりません。

もしかすると、胎児や乳幼児に重大な影響を及ぼす恐れもあります。

妊娠中の方や母乳で授乳をしている方は、なるべく摂取を避けましょう。

まとめ

いかがでしたか?

菌、カビの一種と聞くと不衛生で身体に悪いといったイメージを抱きがちですが、実は全部が全部そうではないんですね。

コレステロールを下げる、体内でビタミンDを生成するといった効果が得られるんです。

コレステロール値の低下は動脈硬化の予防にも繋がりますよ。

ですが過剰摂取は禁物です。

動脈硬化もコレステロールの数値が一定以上を超えると危険性が高くなるのであって、通常の数値を維持している分には問題ありません。

通常の数値を維持している方が無理にコレステロールの値を下げようとして、紅麹色素(ベニコウジ色素)を過剰摂取すると、今度はコレステロールが不足してしまいます。

動脈硬化の予防やコレステロール値の低下効果を期待して摂取する場合は、ほどほどにしておきましょう。

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