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危険性がある食品添加物一覧まとめ!危険な理由や安全性の問題点

危険性がある食品添加物一覧

あなたは、危険性がある食品添加物はどれか知っていますか?

危険と言われる食品添加物を知ってしまうと、あの添加物はどうなんだろう…と心配になってしまいますよね。

スーパーやコンビニで原材料名の表示欄を見て、毎回、食品添加物の危険性を調べるのは大変だと思います。

そこで今回は、危険性がある食品添加物一覧をまとめてみました。

食品添加物の危険な理由や安全性の問題点も説明するので、これからの食品選びの参考にしてみて下さい。

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食品の原材料表示の見方

食品の原材料表示

食品に食品添加物を使用した場合、食品衛生法などの規則によって、原材料名表示欄に表示しなければいけないという決まりがあります。

また、記載する順番にも決まりがあり、基本的には食品原材料の後に食品添加物をそれぞれ配合量が多い順に記載されています。

上の原材料名では、赤線の部分が食品添加物になります。

用途名併記

原材料名表示欄で、「甘味料(スクラロース)」や「着色料(カラメル)」といった表記を見たことはありませんか?

表示されている食品添加物の中には、甘味料や着色料などの「用途名」とスクラロースやカラメルなどの「添加物名」が併記されているものがあります。

これは、必ず用途名と添加物名を併記しなければいけない規則があるんです。

 

用途名を併記しなければいけない食品添加物の用途は8種類です。

  • 保存料
  • 防カビ剤
  • 着色料
  • 甘味料
  • 漂白剤
  • 酸化防止剤
  • 発色剤
  • 糊料(増粘剤・ゲル化剤・安定剤・増粘安定剤)

 

この8種類の食品添加物は、「用途名(添加物名)」と表記されています。

例外として、「カラメル色素」など着色料なのに用途名が書かれていない場合もあります。

これは、カラメル色素に「色」という文字があるので、着色料だと用途が分かるためなんです。

一般的に、用途名併記される食品添加物は、毒性が強い物が多いので注意が必要です。

一括名表示

食品添加物は、基本的に原材料名表示欄に表示しなければいけない規則がありますが、実は、原材料名の表示欄を見ても、どんな食品添加物が含まれているのかすべてを知ることは不可能なんです。

食品添加物の中には、表示が用途名だけで構わない「一括表示」が許可されている用途があるんです。

  • 酸味料
  • 調味料
  • 香料
  • 膨張剤
  • ph調整剤
  • 乳化剤
  • イーストフード
  • 豆腐用凝固剤
  • かんすい
  • ガムベース
  • チューインガム軟化剤
  • 苦味料
  • 光沢剤
  • 酵素

この14種類の用途で使用されている食品添加物は、どの用途で何種類の添加物を使用しても用途名だけしか表示されないんです。

食品添加物の危険な理由や安全性の問題点

食品添加物の危険な理由や安全性の問題点

普段口にしているお米や野菜類、果物類などの食品の原料は、安全性が確立されています。

それは、昔から食べられてきているからです。

食の歴史は長く、あなたが普段口にしている食材も、その長い歴史の中で継続して食べ続けられてきたものです。

この長い歴史が、安全性を物語っています。

 

その点、食品添加物は違います。

食品添加物が使用され始めたのが、第2次世界大戦後の1947年(昭和22年)。

お米や野菜類、果物類などの食品の原料に比べて、まだ歴史が浅いんです。

確かに、安全性を確認する試験は行われていますが、それらは動物実験です。

動物は人間と身体の構造も違うため、動物には影響がなくても人間には影響を及ぼしてしまう可能性がありますよね。

ただ、人間が食べても安全かどうかを確認するための試験で、実際に人間に摂取させるわけにもいきません。

 

また、食品添加物が添加されている食品を食べて、舌や口の中がヒリヒリするなど刺激を感じたり、胃の不快感やアレルギー症状が現れたりする方もいるのではないでしょうか。

これは、言葉を話せない動物を対象とした実験では症状を訴えられないため、微妙な影響の確認ができません

動物実験で安全性が確認できるのは、発がん性や臓器障害、血液異常や体重の増減といった目で見て分かる症状のみに限定されてしまうんです。

そして食品添加物の中には、添加物を併用した際の安全性が確認されていないもの、動物実験で毒性が確認されているものも多くあるのが現実です。

危険性がある食品添加物一覧

危険性がある特に避けた方が良い食品添加物一覧をまとめてみました。

イマザリル・OPP・TBZ(防カビ剤)

危険性がある食品添加物の防カビ剤(TBZ・OPP・イマザリル)

食品の保存性を高めてカビの発生を防ぐため、主に輸入のグレープフルーツ・レモン・オレンジなどの柑橘系の果物に使用されています。

海外で収穫後、防カビ剤を使用することにより、果物が輸送中に傷んでしまうのを防ぐことができます。

防カビ剤には、染色体異常を起こす物質が多く、肝臓や腎臓などへの臓器障害、発がん性が確認されているものもあります。

タール色素(着色料)

危険性がある食品添加物タール色素(着色料)

タール色素は、石油を製造する際に自然発生する未精製のガソリン、「ナフサ」を原料にして製造されています。

食品では、キャンディ類や生菓子類などのお菓子、キムチや紅しょうがなどの漬物、肉類や魚肉を使用した加工品など様々な食品に使用されています。

また、食品だけでなく化粧品にも使用されています。

タール色素には、発がん性やアレルギーを引き起こす原因があるとされ、使用を禁止している国もあります。

他にも、多動性障害や甲状腺機能障害の原因になると言われています。

日本で食品添加物として使われている食用タール色素は、以下の12種類です。

赤色2号、赤色3号、赤色40号、赤色102号、赤色103号、赤色104号、赤色105号、赤色106号、黄色4号、黄色5号、緑色3号、青色1号、青色2号

BHT・BHA(酸化防止剤)

危険性がある食品添加物酸化防止剤(BHT・BHAなど)

食品は、酸素に触れることによって酸化し、食品の質が落ちてしまいます。

リンゴもむいた後、しばらくすると茶色く変色しますよね?

酸化防止剤は、その酸化を防ぐための食品添加物です。

乾燥ワカメのような乾燥の魚介製品、バターなどの油脂、冷凍の魚介製品など、さまざまなものに使用されています。

BHTには、遺伝子を持つ細胞を変異させる変異原性が認められています。

BHAは、発がん性が認められていて、アレルギーを引き起こす可能性があるとされています。

人工甘味料

危険性がある食品添加物人工甘味料

化学合成によって製造されていて、食品に甘味を添加するために使用されています。

清涼飲料水をはじめ、さまざまな食品に使用されています。

甘味料にはカロリーゼロのものもあり、ほとんどのダイエット飲料水やダイエット食品などに使用されています。

人工甘味料には様々な種類がありますが、良く使用されているアスパルテームやスクラロース、アセスルファムKが危険です。

他にも、ネオテーム、サッカリンなども危険だとされています。

アスパルテームは、発がん性があり、脳腫瘍や白血病との関連も疑われています。

スクラロースは、138度以上に加熱することで有害な塩素系ガスが発生します。

アセスルファムKは、製造する過程で発がん性物質を使用するので、残留が不安視されています。

過酸化水素(漂白剤)

危険性がある食品添加物一覧過酸化水素とは

食品に付着している雑菌などを殺菌する作用を持っています。

一度、食品を漂白して白っぽくしてから、着色料で美しく色付けすることもあります。

過酸化水素は、使用できる食品が限られていて、しらすやちりめん、かずのこなどに使用されています。

元々、過酸化水素は劇物に指定されている物質です。

食品に添加する際は、身体に悪影響を与えない程度に薄められていますが、元は劇物でとても毒性が高いものであるため注意する必要があります。

亜硝酸Na(発色剤)

危険性がある食品添加物亜硝酸Na

食品の黒ずみを防止する発色剤として使用されています。

ウインナー・ハム・魚肉ソーセージなどの肉類や魚介類の加工品、たらこ・いくらなどの魚卵の加工品に使用されています。

動悸や嘔吐、血圧の降下などの急性症状が現れる危険性があります。

また、慢性的に摂取して体内に蓄積することで、発がん性の危険性も高まるとされています。

亜硫酸塩(酸化防止剤)

危険性がある食品添加物ワインの酸化防止剤(亜硫酸塩)

食品の酸化を防止する作用を持ち、主にワインに使用されています。

亜硫酸塩には、発がん性があるとされています。

その他にも、代謝系や循環系、肝臓にも害を及ぼすとされ、催奇形性の危険性も確認されています。

安息香酸Na(保存料)

危険性がある食品添加物安息香酸Na

安息香酸Naは、菌の繁殖や成長を抑制するといった働きを持っていて、清涼飲料水や醤油、マーガリン、シロップ菓子などに使用されています。

栄養成分が多く含まれているため腐りやすい栄養ドリンクには、安息香酸Naがよく使われているので注意が必要です。

安息香酸Naは、ビタミンCと反応することで高い発がん性を持つ猛毒のベンゼンに変化し、骨髄に影響を及ぼして白血病の危険性を高めます

合成着色料のタール色素と安息香酸Naを同時に摂取すると、注意欠陥・多動性障害になる可能性があるという報告もあります。

カラメル色素(着色料)

危険性がある食品添加物「カラメル色素」に発ガン性あり、危険性安全性は

茶色の色素を持つ着色料で、お菓子や清涼飲料水などを中心に様々な食品に使用されています。

茶色のカプセルのサプリメントにも良く使われています。

カラメル色素には、カラメルⅠ、カラメルⅡ、カラメルⅢ、カラメルⅣの4種類があります。

カラメルⅠは、砂糖を煮詰めて製造するカラメルなので、安全性は高いです。

カラメルⅡは、製造方法が危険で使用禁止となっていて、日本では出回っていないため問題ありません。

危険性があるのは、カラメルⅢとカラメルⅣです。

カラメルⅢとカラメルⅣは、製造する過程で4-メチルイミダゾールという物質を作り出すのですが、これには発がん性があるとされています。

カラメルⅠはコストがかかるため、ほとんどの市販の製品は、カラメルⅢとカラメルⅣを使用しています。

二酸化チタン(着色料)

危険性がある食品添加物着色料二酸化チタン

二酸化チタン(酸化チタン)は、白色の着色料で食品を白くする効果があります。

色々な色に着色する時の下地としても使用されているので、見た目は白くない食品にも使われていることもあります。

マシュマロやホワイトチョコレートなどのお菓子類、チーズや脱脂粉乳といった乳製品など、白色の食品に使用されています。

白いカプセルのサプリメントにも使われています。

実はこの二酸化チタンは、地球上でもっとも高い発がん性を持つ物質の一つであると言われているほど、危険性な物質なんです。

世界保健機関(WHO)では、「発がん性の可能性がある」物質に分類しています。

まとめ

いかがでしたか?

食品添加物が危険なのはご存知の通りかと思いますが、ただ健康に害を及ぼすだけではないかもしれません。

長期的に摂取を続けると、命に関わる事態を招くかもしれません。

コンビニのお弁当などには食品添加物が多く含まれていますが、一括表示によってどんな食品添加物が含まれているのさえ正確に分からないのです。

動物に対しての安全性が確立しても、それが人間にとっても必ず安全である保証はありません。

食品を選ぶ際は、どんな食品添加物が含まれているのかを確認し、危険そうなものが含まれていればなるべく別の安全性の高い食品を選ぶようにしましょう。

 

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コスメコンシェルジュや加工食品診断士の資格を持った専門家で構成。無添加やオーガニックの食品・化粧品など、イイモノの知識や情報、人気おすすめ商品などを流行も取り入れ発信します!

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