生理中や妊娠中は注意?!バタフライピーの効果効能、味や飲み方を紹介
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神秘的なブルーの花「バタフライピー」をご存知でしょうか。
タイなどアジア各国で栽培され、お茶やヘアケア商品の原料など、幅広い使い方ができる万能な花として有名です。
今SNSで話題のバタフライピーは、ハーブティーとして飲めば日々の健康や美容のサポートをすると言われていて、有名なモデルさんも飲んでいます。
特に仕事でパソコンを使って目を酷使している方、アンチエイジングに興味がある方にはイチオシ!
今回は、バタフライピーの効果や効能、青いお茶の味や飲み方、育て方までご紹介します。
生理中や妊娠中は飲まない方がいいので、バタフライピーの危険性や副作用の注意点についてもお伝えします。
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目次
バタフライピーとは?どんなお茶の味?
バタフライピーは、古くからタイをはじめ、東南アジアや南アジアで栽培されてきたハーブです。
日本語では、蝶豆(チョウマメ)、学名はクリトリア、そしてタイ語ではアンチャンと呼ばれています。
タイでは、ハーブティーの原料として使われることが多く、タイ美人の美と健康を作りだすサポート役とも言えるバタフライピー。
クセのない味なので、砂糖やハチミツなど甘味を足したり、炭酸で割って飲むのが定番なのだとか。
バタフライピーが広く日本で知られるきっかけとも言えるのは、なんとアニメ。
『名探偵コナン』の770話・771話「ギスギスしたお茶会(前編・後編)」というエピソードに登場し、それを観てはじめて知ったという方も多いのではないでしょうか。
「青い森の天然青色ジャム」という、青森産のりんごで作ったジャムをバタフライピーで色づけした、キレイな青色ジャムも販売されています。
他のハーブティーに比べると、まだまだ知名度は低いかもしれませんが、バタフライピーのお茶を取り扱うカフェも増えてきているんですよ。
バタフライピーの特徴
出典:https://recipe.rakuten.co.jp/recipe/1820015586/
バタフライピーの特徴は、なんといっても澄んだ海のような美しい青い色。
自然のものとは思えないほど、色鮮やかな濃い青色で、バタフライピーの花の色からできています。
バタフライピーの青は、酸性に反応すると紫やピンクになります。
色の変化を楽しめるので、タイではパーティードリンクとしても使われています。
『名探偵コナン』でも、バタフライピーの色の変化の特徴を利用したトリックが事件の鍵となっていました。
バタフライピーが酸性に反応して変色するのは、鮮やかな青を作り出している「アントシアニン」が豊富に含まれているからです。
豊富なアントシアニンは、バタフライピーに様々な効能をもたらしています。
バタフライピーの効果・効能
バタフライピーに豊富に含まれるアントシアニンは、ポリフェノールの一種です。
ブルーベリー、紫キャベツなど青色・紫色の野菜や果実に豊富に含まれています。
バタフライピーに含まれているアントシアニンの量は、ブルーベリーの約4.2倍!
しかも、ブルーベリーより、酸化しにくく、安定性に優れているんです。
アントシアニンで最も注目されているのが、目の疲れを癒す効能。
テレビショッピングなどで、アントシアニンのサプリメントの販売を目にしたことがあるかもしれませんね。
眼精疲労への効果の他にも、期待できる効能があります。
それは、アンチエイジング。
アントシアニンには、強い抗酸化作用があります。
人間の体内では、活性酸素という細胞を傷つけて老化を進める成分が発生するのですが、抗酸化成分を取り込むことで活性酸素を除去するというメカニズムがあると言われています。
アントシアニンの抗酸化作用で、エイジングケアができると期待されているのですが、バタフライピーのようなハーブティーなら、普段のカフェタイムにリラックスしながら摂取できるため、サプリメントと比べると続けやすいと思います。
他にも、肌や髪にハリとツヤを与えたり、動脈硬化やメタボなどの生活習慣病の予防などにも効果があると言われている注目のハーブティーなのです。
アンチエイジングやダイエット効果があるアントシアニンが気になる方は、下の記事もチェックしてみて下さい!
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妊娠中や生理中は注意!バタフライピーの副作用
妊娠中の女性は、カフェイン摂取を避けてノンカフェインのハーブティーを飲む人も多いと思います。
実際、ハーブティーの中には妊娠中でも飲めてリラックスできるものもありますよね。
しかし、バタフライピーは妊娠中は避けるべきハーブティーの一つです。
バタフライピーがよく飲まれている台湾では、バタフライピーには美容と健康に嬉しい効能がある一方、子宮収縮作用があるため妊婦さんが飲むのは危険だと言われています。
日本では認知度が比較的低いハーブティーなので、注意するべきポイントもあまり知られていないかもしれませんが、妊婦さんや婦人病にかかっている方は、摂取を避けるようにしましょう。
また副作用として、血小板凝固を抑制する作用もあると言われているので、生理中も摂取は避けましょう。
バタフライピーの飲み方
神秘的な青いお茶「バタフライピー」のオススメの飲み方をご紹介します!
色の変化を楽しもう
バタフライピーはそのままお湯や水で淹れて飲んでもオーケーですが、色の変化を楽しむために酸性の食材と一緒に摂取すると良いでしょう。
おすすめは、レモン。
お仕事の休憩中に飲めば、レモンの爽やかな香りで疲れが癒されます。
また、レモンにはビタミンCが豊富に含まれるので、ビタミン不足の現代の食生活の中では積極的に取り入れたい食材の一つです。
抗菌作用もあり、風邪の予防も期待できます。
飲みにくいならハチミツをプラス
タイでも甘味をプラスして飲まれることが多いバタフライピーのお茶。
バタフライピーは、クセはありませんが人によっては青臭さを感じるかもしれません。
飲みにくさを感じたら、ハチミツを適量入れてみてください。
ハチミツは高い保湿作用があると言われているので、乾燥する季節に飲めば喉の潤いをキープしてくれますよ。
バタフライピー同様、ポリフェノールを豊富に含んでいるので、より強いエイジングケアのサポートも期待できます。
おもてなしにはスッキリ炭酸割りで
出典:http://chachiangmai.blog.fc2.com/blog-entry-65.html
バタフライピーは、色の変化を楽しめるのでカクテルの材料にもピッタリ。
透明のグラスに炭酸で割ったバタフライピーのお茶、お好みのお酒を入れてウェルカムドリンクに。
レモンを絞れば色鮮やかな紫色になるので、友人へのサプライズ演出にもなります。
アイスやゼリーの材料にも
出典:https://recipe.rakuten.co.jp/recipe/1040008164
バタフライピーの美しい青を利用して、青色のデザートも作れます。
バタフライピーのお茶をアイスやゼリーのレシピに加えてみてください。
色鮮やかなトロピカルデザートが自宅で簡単に楽しめます。
東南アジアのカフェでは定番のようです。
ココナッツミルクやタピオカなどを加えたり、アレンジも楽しめそうですね。
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日本初上陸!バタフライピーが飲める台湾カフェ「Zen」
現在バタフライピーは通販で茶葉を購入できますが、実際に店頭で飲めることは少ないハーブティーです。
2017年4月には、東京・表参道にバタフライピーが飲めるカフェがオープンしました。
その名も台湾カフェ「Zen」。
台湾の定番ドリンクからスイーツまで、色鮮やかなメニューが豊富にそろっています。
バタフライピーの美しい青を生かした、カラフルなミックスドリンクがおすすめ。
バタフライピーのお茶に、ローズマリーオレンジ・ミックスベリーエルダーフラワー・アップルミント・マンゴー・カルピスをそれぞれミックスした、計5種類のドリンクは眺めて美しい、飲んでおいしい一杯になっています。
アクセス:明治神宮前より徒歩4分、表参道より徒歩7分
ホームページ:http://taiwan-cafe.jp/
バタフライピーとマロウブルーの違い
バタフライピーと似ているのが、マロウブルーです。
マロウブルーは、主にヨーロッパで広く飲まれているハーブティーで、フローラルの風味がします。
マロウブルーもお茶にすると鮮やかな青色になり、酸性に反応して紫やピンクに変化する特徴を持っているのです。
しかし、マロウブルーが青くなるのはアントシアニンの作用ではなく、空気中の酸素に反応するからで、バタフライピーと同じ成分が含まれているわけではありません。
効能も違い、マロウブルーの効能は主に呼吸器官に対するもので、せきや気管支炎などの症状を和らげると言われています。
バタフライピーのシャンプー
髪にもいいと言われているバタフライピー。
茶葉をお湯で抽出し、コンディショナー替わりに使うこともできますが、毎日のヘアケアに手軽に取り入れるなら専用のアイテムを使うと良いでしょう。
バタフライビー シャンプー アバイブーベ(参考価格:1,000円)
タイでハーブ医療を長年研究している、アバイブーベ国立病院で開発されたバタフライピー由来のオーガニックシャンプーです。
アバイブーベは、無化学肥料・無農薬のオーガニック農場で栽培される高品質ハーブを原材料としたオーガニックハーブブランド。
白髪ケアや薄毛予防への効果が期待できるシャンプーで、香りは南国のフルーティーな香り。
※使うときは、海外の製品で肌に合わない可能性を考え、パッチテストをして安全性を確かめましょう。
まとめ
うっとりするほど美しい青色が特徴のバタフライピー。
味にクセが無いのでお茶として常飲すれば、豊富なアントシアニンによる眼精疲労やアンチエイジングのサポートになります。
色の変化があるので、飲み方を工夫して飽きずに楽しめるはず。
今回ご紹介した色々な形でのバタフライピーの魅力を堪能してみてください。
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