馬油の効果・効能、使い方は?ソンバーユなど人気のおすすめ馬油も紹介
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あなたは、馬油を使ったことはありますか?
シミや日焼けなどの美容、火傷(やけど)や花粉症などのけがや病気に、医師の処方がなくても使用できる民間治療薬として、昔から知られています。
では、この馬油には、具体的にどんな効果があるのかご存じですか?
今回は、馬油の効果効能、使い方や保存方法などを説明します。
人気があるおすすめの馬油も紹介するので、「馬油を購入したいけど、どれがいいのか分からない」といった方も参考にしてみてください。
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目次
馬油とは?読み方は?
馬油とは、馬の皮下脂肪から採れる動物性の油脂の一種です。
お腹や首から採取することが多く、人間にもっとも適したスキンケア用品であると言われています。
実は、馬油は、皮脂にもっとも近い成分で構成された、自然由来の油脂なんです。
馬油は「バーユ」、もしくは「マーユ」と読みます。
日本では、「バーユ」という読み方の方が、馴染み深いかもしれませんね。
「マーユ」は中国語の読みですが、読み方として間違いではありません。
馬油の効果・効能
では、馬油には、一体どんな効果があるのかを見てみましょう。
肌のトラブル(シミ・ひび割れなど)
馬油は本来、べっとりとした物質です。
ただ、べっとりとした馬油は、肌に塗るとすっと馴染んで、さらさらとした手触りになります。
これは、馬油が持つ浸透力のせいです。
馬油は沸点が30度程度と低いため、30度以上の温度を保っている肌へ触れるとすぐに溶けてしまいます。
そのため、肌へ浸透するのが非常に早く、どんなスキンケア用品よりも素早く、皮膚の表面に油膜を作ることができるんです。
この油膜は、雑菌などのウイルスや細菌が外部から侵入するのを防ぐ働きがあり、その上、酸素も通さないことで雑菌が繁殖しにくい肌環境を作ってくれるんです。
また、酸素を通さないことで、肌の酸化を抑制する効果もあります。
シミは、肌の奥が炎症を起こすことで発生します。
浸透力が強い馬油は、肌の奥の炎症にも働きかけ、シミやひび割れを改善する効果があるんですよ。
肌荒れを抑える保湿効果
馬油は、肌の表面に油膜を作ることができます。
沸点が低いことですぐに溶けるため、塗り込んだ部分をすぐに保湿してくれます。
また、表面に貼られた油膜には温度を保つ効果もあり、内部から身体を温めることで血行の改善にも役立つとされています。
火傷などの炎症防止
馬油が、火傷に効果があるというのを知っている方も多いと思われます。
馬油には、炎症を抑制する効果があるんです。
保温効果がありますが、それとは反対に余分な熱を放出する効果もあるため、火傷したことで高温になった傷口の熱を放出して、冷ましてくれるんですよ。
花粉症対策に効果
春など花粉が舞う時期になると、花粉症に悩む方も多いのではないでしょうか。
実は、馬油は花粉症にも効果があるんです。
花粉症は、粘膜に花粉が付着することで起こります。
綿棒などに馬油を付け、綿棒を鼻の奥まで入れて粘膜に塗ることで、馬油が粘膜を保護してくれます。
これによって、花粉は粘膜に付着することができなくなるんですね。
また、花粉症だけでなく、アレルギー性の鼻炎にも効果があります。
ダニやハウスダストなども粘膜に付着することで鼻炎を引き起こすため、馬油を塗れば、花粉だけではなくダニやハウスダストなども付着できなくなります。
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馬油の使い方
美容や健康と様々な効果をもたらしてくれる馬油ですが、一体どうやって使えばいいのか分からないと思っていませんか?
特にスキンケアは順番が重要になるため、正しい順番で使用しなければ、その効果を最大限得ることができません。
よく疑問に思われる使い方やお手入れの方法を見てみましょう。
化粧水の後?前?馬油のスキンケアの順番
通常のスキンケアであれば、洗顔をして化粧水で保水、乳液やクリームで保護しますよね。
そこに馬油を加える場合、馬油は化粧水の前に塗ります。
馬油は油分のため、普通は「最初に油分を塗ってしまうと、保水の役割を持つ化粧水を弾いてしまうのではないか」と思うのが当たり前です。
ただし、馬油の場合は少し違い、肌の隙間まで浸透する浸透力の高い馬油を先に塗ることで、次に塗る化粧水の水分を肌の奥まで取り込んでくれるんです。
なお、化粧水で保水をしたら、その潤いを逃がさないために乳液を塗るようにしましょう。
化粧水の代わりに、再度、馬油を塗っても構いません。
美容家IKKOさんおすすめの使い方
日本を代表する美容家と言われているIKKOさん。
そんなIKKOさんが、おすすめする馬油の使い方があるんです。
洗顔料は、物によっては、肌の水分を奪ってしまう危険性があるんです。
そこで、洗顔をする前に、馬油を顔に塗って顔のマッサージをします。
5分ほど時間を置いてから軽く馬油を拭き取り、しっかりと泡立てた洗顔料で優しく洗顔をするだけです。
洗顔をする前に馬油を使うことによって、洗顔によって水分を奪われるのを防ぎます。
また、ただ馬油を塗るのではなくてマッサージすることにより、肌が程良く刺激されて、顔の血行が良くなるんです。
日焼け後のお肌のお手入れ
日焼け後は、肌がいつもよりとてもデリケートな状態です。
間違ったお手入れをしてしまうと、肌を傷付けてしまいます。
馬油には、日焼けを防止する効果があるとされています。
ただし、これには個人差が大きく影響します。
中には、馬油を塗っていても日焼けをしたという方もいるため、一度試してみるといいでしょう。
髪の毛や頭皮への使い方
馬油は、髪の毛や頭皮に使用すると、潤いを保ったり、油分を補ったりする効果もあります。
かゆみやフケを抑制し、帯電を防ぐこともできます。
かゆみやフケは、不清潔な状態だと起こるものと思われがちですが、乾燥していることでも起こります。
そこで、馬油を使用して、髪の毛や頭皮に潤いを与えることで乾燥を防ぎ、乾燥によって引き起こされるかゆみやフケを改善して予防することができます。
唇の保湿の使い方
唇は、乾燥しやすい部位の一つです。
唇の保湿はとても簡単で、馬油を唇に塗り、ラップをして5分前後待つだけです。
塗る馬油は、小指の先に乗る程度の少量で構いません。
毎日5分で唇の血色も良くなり、艶のある柔らかな唇になります。
また、唇となると「口に入ったらどうしよう」と心配になる方もいるかもしれませんが、馬油は口に入ってしまっても問題ありません。
馬油は酸化しやすい?保存方法
馬油は、不飽和脂肪酸である「オレイン酸」と「リノール酸」が含まれています。
この不飽和脂肪酸は、人間の身体にいい効果を与えると言われていますが、酸化しやすい傾向にあります。
熱や湿気、酸素、光などの影響を受けることで、酸素構造が変換されてしまい、色や香りが変わってしまうことを酸化と言います。
馬油は、酸化すると保存期間が短くなってしまうんです。
ただ、正しい方法で保存すれば、馬油が酸化するのを防ぐこともできます。
まずは、直射日光の当たるような高温になる場所や湿度の高い湿気の多い場所は避けましょう。
馬油を保存する場合、暗くて涼しい場所が適しています。
馬油の消費期限は約1年間とされていて、消費期限を超えると馬油は酸化してしまうため、容器などに開封日を記しておくと安全です。
また、冷蔵庫や野菜室などで保存する場合、消費期限は1年半~2年間程にまで延びると言われています。
馬油を保存する際は、暗く涼しい場所で、しっかりとふたを閉めて保存するようにしましょう。
純度100%のおすすめ人気馬油
馬油は、薬局やドラッグストアなどでも容易に購入できます。
ただ、「数が多いから、どれがいいのか分からない」といった方も多いのではないでしょうか?
そんな方のために、安全に使用できるおすすめの純度100%の馬油をいくつか紹介します。
ソンバーユ 無香料
株式会社薬師堂が発売している、馬油100%で無添加・無香料の馬油です。
株式会社薬師堂は、日本で初めて馬油を製造販売した老舗のメーカーです。
70mlで1,500円前後とお手軽な価格で販売されています。
ネオナチュラル馬油クリーム
オーガニックコスメを取り扱う、ネオナチュラルから販売されている馬油です。
ネオナチュラルの馬油は、国内で飼育されて飼料にもこだわった馬から採取しています。
その上、無添加で薬品などは一切使用していません。
52mlで税込価格1,944円です。
少しだけ試してみたいといった方のためにミニサイズもあり、ミニサイズの方は3.5mlで税込価格499円です。
北海道純馬油
良質な100%の馬の脂肪から精製されている成分無調整の馬油です。
使いやすいクリームタイプで、大人はもちろん赤ちゃんにも安心して使用できます。
北海道純馬油は食用油登録がされているため、口にの中に入ってしまったら…という心配をせずに使うことができます。
70mlで税込価格1,080円、225mlで税込価格3,240円です。
おすすめ馬油美容オイルKUMAMOTO「潤馬化粧養油」
高純度の熊本産馬油を100%使用した美容オイル。
抗シワ評価試験クリアした、シワ集中美容オイルで、乾燥による小ジワを目立たなく!
10もの工程により、高密度に精製しているため透明オイルで、においもありません。
馬油以外にも、馬プラセンタやオリーブ油も配合。
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まとめ
いかがでしたか?
馬油は、昔から現代に至るまで使われているだけあって、その効果はシミやひび割れ、日焼け、肌荒れなどの肌トラブルから、火傷や花粉症にまで効果を発揮します。
1回に使う量も少量で構わないため消費も少なく、肌や唇や頭皮など様々な使い方ができるんです。
安いものは品質が低いイメージを抱きがちですが、安くても良質なものは沢山あります。
ソンバーユやネオナチュラルの馬油クリーム、北海道純馬油は、人気があっておすすめです。
あなたもぜひ、この機会に馬油を試してみてはいかがですか?
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