卵殻膜コスメの効果は?美容液やオールインワン化粧品、サプリも紹介
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あなたは「卵殻膜(らんかくまく)」というものをご存知ですか?
「え?何それ?初めて聞いた」という方のために、ご説明しましょう。
ゆで卵の殻をむく時、白くてうすーい膜のようなものを見たことがあると思います。
だいたいは殻と一緒にむけてしまうのですが、たまに頑固に卵白にくっついている邪魔者です。
その白くて薄い邪魔者こそ、「卵殻膜」。
実は最近、この卵殻膜に着目した美容液やオールインワン化粧品、サプリなどが注目されているんです。
今回は、そんな謎多き「卵殻膜コスメ」についてご紹介したいと思います。
ゆで卵を食べる際は邪魔者でも、美肌にとっては強い味方になってくれるかもしれませんよ。
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目次
そもそも卵殻膜とは?
先程お伝えした通り、卵殻膜は卵の殻と卵白の間にある膜のことです。
もっと詳しく言いますと、主に鳥類の卵の殻の内側に存在する、わずか0.07mmの薄い膜のことをいいます。
実はこの卵殻膜、「傷が早く治る」・「傷跡が残りにくい」と言われていて、昔からお相撲さんがケガをすると、傷跡にこの卵殻膜を張り付けて治していたそう。
古くから、「ちょっとしたケガや、軽いヤケドには卵殻膜をはる」という民間療法が存在していたんです。
傷を早く治してくれる卵殻膜ですが、最近では美肌効果も期待できるということが分かってきました。
卵殻膜の効果
まさに、おばあちゃんの知恵袋的な「卵殻膜」ですが、なぜケガや美容にいいと言われているのでしょうか?
その理由は卵殻膜の主成分。
なんとあの薄い膜は、たんぱく質、18種類ものアミノ酸、コラーゲンやヒアルロン酸でできているんです!
まるで美容成分の宝庫!
特に美肌に欠かせないアミノ酸の「シスチン」は、人の肌の5倍以上も含んでいて、食品の中では圧倒的な含有量なんです。
これだけでも美肌効果が期待できそうですが、卵殻膜は他にも魅力的な作用を持っています。
それは「線維芽細胞」と呼ばれる、美肌にとって重要な細胞を活性化させる働きがあるのです。
「線維芽細胞」とは?
肌の真皮にある「線維芽細胞(せんいがさいぼう)」は、エイジングケアや美肌を維持するために、とても大切な細胞です。
線維芽細胞の主な働きとしては、
- コラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸を生成する
- 肌の新陳代謝を良くする
- 肌の損傷を修復する
などがあります。
お相撲さんの傷が治っていた理由は、卵殻膜が線維芽細胞を活性化させていたからなんですね。
さらには、肌に潤いを与える女性ホルモン、エストロゲンを増やす働きも持っています。
卵殻膜コスメに期待できる効果
今すぐ卵殻膜を顔中に貼りたい!と思ったあなた!
残念ですが続かないと思います…。
顔中に卵殻膜を貼るとしたら卵が何個いるでしょうか…。
充分な卵が用意できたとしても、雑菌が繁殖しやすいので、逆に肌荒れを引き起こす可能性すらあります。
そこで登場するのが「卵殻膜コスメ」です!
一口に卵殻膜コスメと言っても種類は様々。
化粧水から乳液、美容液にオールインワン化粧品まで、色々なメーカーから販売されています。
使いやすいタイプのものを選ぶことはもちろん、あなたが卵殻膜から得たい美容成分を凝縮して使えるのは、卵殻膜コスメの醍醐味ですね。
卵殻膜には、肌の弾力を保つ効果がある「Ⅲ型コラーゲン」の減少をサポートする働きがあります。
Ⅲ型コラーゲンは、赤ちゃんの肌に多く含まれているのですが、残念ながら25歳くらいを境に加齢によって減少してしまうんです。
Ⅲ型コラーゲンをサポートする卵殻膜コスメを使うことで、ハリや弾力のあるプルプルの赤ちゃん肌へ導きます。
卵殻膜サプリやドリンクに期待できる効果
今すぐ卵を食べまくりたい!と思ったあなた!
実は、そのまま食べても意味がないのです…。
卵殻膜は食べたとしても体内で消化・吸収されることはありません。
無理矢理食べると、消化不良を起こしてしまいます。
そこで味方になってくれるのが「卵殻膜サプリ」や「卵殻膜ドリンク」!
実は、卵殻膜の美容・健康成分を、化粧品やサプリメントとして製品化できるようになったのはここ最近のこと。
それまでは卵殻膜特有の線維構造や、熱、水、油にまで強いことで加工することが難しかったのです。
しかし、21世紀に入り、東京大学と企業の共同研究でやっと卵殻膜の加工ができるようになりました。
サプリやドリンクから卵殻膜の美容成分を直接摂取できるのは、とても魅力的ですよね。
しかも、卵殻膜の成分のみならず、女性に不足しがちな鉄分や腸内環境を整える乳酸菌など、自分に必要な健康成分も一緒に摂れるのも嬉しいところ。
美肌だけでなく、全身の健康をも支えてくれる存在になりそうですね。
卵アレルギーは関係ある?卵殻膜の副作用や危険性
卵殻膜という名の通り、卵アレルギーの方はサプリやドリンクには注意した方がいいでしょう。
卵の主なアレルギー物質である「オボアルブミン」や「オボムチン」は、卵殻膜には含まれていないことから、製品によっては「飲んでもOK!」としているものもあるようですが、アレルギー物質は人それぞれ違います。
卵アレルギーの方は、飲む前に必ず医師や薬剤師に相談しましょう。
また卵殻膜コスメに関しても、必ずパッチテストを行った方が無難です。
これは卵アレルギーの方だけでなく、敏感肌の方も同じですね。
アレルギー以外の副作用や危険性に関しては、ほとんど心配はないと言われています。
しかし、前述した通り卵殻膜は消化不良を起こしやすいものです。
胃腸の弱い方は、サプリやドリンクを摂取する時は、ちょっと注意しましょうね。
おすすめの卵殻膜美容液
さてここからは、卵殻膜コスメの中でも人気の高い、美容液のおすすめ商品をご紹介したいと思います。
CELLULA(チェルラー)「ブリリオ」
先ほどお話しした、東京大学と共同で卵殻膜の加工に成功した企業、アルマードの商品。
いわば卵殻膜コスメの元祖。
一番信頼できるメーカーと言えるかもしれません。
卵殻膜のエキスは最高レベルの95%!
卵殻膜について研究を重ねたメーカーだからこそ、高濃度配合が実現できたのかもしれませんね。
卵殻膜の美容成分をたっぷり実感したい!という方はぜひ。
オージオ「ビューティーオープナー」
こちらの商品、たった1滴で応えてくれるという美容液。
卵殻膜エキスも95%高濃度配合されています。
ヒアルロン酸Naやスクワランなどの美容成分も配合。
クチコミでも評判の商品で、あの有名な@cosmeのクチコミランキングでも 1位を受賞した実力派のコスメ。
たった1滴ならコスパの面でも期待できそうです。
オールインワン卵殻膜化粧品
ここからは忙しくてスキンケアに時間がかけられない!というあなたのために、卵殻膜エキスがたっぷり入ったオールインワン化粧品をご紹介します。
REISE(ライゼ)「エッセンス セラム乳液」
セラムと乳液の機能を持ち合わせた、新感覚のオールインワン化粧品です。
卵殻膜のエキスはもちろんのこと、3種類のセラミドも配合。
セラミドと卵殻膜の組み合わせで、肌の内部にしっかりアプローチ。
もちろん、オールインワン化粧品としても、手持ちの化粧品と合わせても使えます。
オージオ「ビューティーオープナージェル」
こちら、美容液でもご紹介したオージオのオールインワン化粧品。
卵殻膜はもちろん、セラミド、プロテオグリカン、プラセンタエキス、エラスチンまでも配合されたジェル。
化粧水から美容パック、化粧下地まで1つで6役も担ってくれる優れもの。
手軽に卵殻膜コスメを試してみたいという方におススメです。
おすすめの卵殻膜サプリやドリンク
さて、ここからは体の内側から卵殻膜の効果を実感したい方に、おすすめのサプリやドリンクをご紹介します。
これを飲めば、卵の膜は食べなくてもいいんです!
アルマード「III型(ビューティードリンク) 」
美容液でもご紹介した卵殻膜研究開発のパイオニア、アルマードの卵殻膜ドリンク。
卵殻膜成分を配合したドリンクとして特許も取得したこの商品。
卵殻膜の粉末を飲みやすいドリンクにしたものです。
ベビーコラーゲンとも呼ばれる3型コラーゲンや、セラミド、鉄分など美容成分がギッシリ配合されています。
マスカット果汁が15%配合されているので、飲みやすいマスカット味なのもいいですね。
安息香酸ナトリウムなどの防腐剤や合成着色料は不使用で安心。
まとめ
謎多き「卵殻膜」の正体は、美容と健康成分の宝庫でした。
考えてみたら、卵からヒナがかえるまで、ヒナの成長を支えているのは卵白と卵殻膜なんですよね。そりゃ栄養もたっぷりです。
卵白が栄養満点なのは当たり前ですが、卵殻膜の美容成分についてはよく知らなかった方も多いのでは?
今はありがたい研究のおかげで、たくさんの卵殻膜コスメやサプリが気軽に手に入るようになりました。
あなたもぜひ、卵殻膜の美容成分を体験してみてはいかがでしょう?
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