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後味悪くまずい?アセスルファムKの危険性副作用、妊娠中授乳中の害について

アセスルファムKとは?発がん性の危険性スクラロースアスパルテームとの併用

あなたは、アセスルファムK(アセスルファムカリウム)をご存知ですか?

低カロリー商品に良く使われている人工甘味料のアセスルファムK。

今回は、発がん性の危険性や副作用、後味がまずい理由、妊娠中や授乳中のアセスルファムKの摂取について説明します。

(記事内に商品プロモーションを含む場合があります)

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アセスルファムKとは?含まれる食品

アセスルファムKとは

アセスルファムカリウム(アセスルファムK)とは、人工甘味料の一つです。

酢酸を原料にして化学合成を用いることで製造されています。

甘味料でありながら、カロリーゼロであることが特徴です。

人工甘味料と言えば、アスパルテームのイメージが強いかもしれませんが、アセスルファムカリウムは砂糖の200倍もの甘味を持ちながらアスパルテームよりも安価なんです。

強い甘味を安価で得られることで様々な食品メーカーから支持され、幅広い食品に使用されています。

 

主に、チューインガムやアイスクリーム、あん類・生菓子などのお菓子、清涼飲料水、アルコール飲料、乳飲料、乳酸菌飲料、漬物、ジャムなどに使用されています。

熱に強いため、さまざまな用途で使えるんです。

カロリーゼロの飲食物を確認してみるといいでしょう。

カロリーゼロのほとんどの飲食物には、アセスルファムカリウムが使用されていることが多いです。

 

食品の原材料表示欄には、甘味料(アセスルファムカリウム)と書かれています。

アスパルテームやスクラロースなど他の人工甘味料と併用されることも多く、その場合は甘味料(アセスルファムカリウムK)と表記されています。

アセスルファムKの使用基準量

アセスルファムKの使用基準量チューインガム

アセスルファムKは熱に強いこともあり、さまざまな食品に使用されています。

ただ、使用する食品によっては、厚生労働省から使用するための基準が定められているんです。

 

砂糖の代用品として使用する場合:食品1kg当たり15g(1.5%)以下

チューインガム:食品1kg当たり5.0g(0.5%)以下

あん類や生菓子などのお菓子類︰食品1kg当たり2.5g(0.25%)以下

清涼飲料水、果実酒、雑酒、乳飲料、乳酸菌飲料及び、はっ酵乳(希釈して飲料に供する飲料水にあっては希釈後の飲料水)︰食品1kg当たり0.50g(0.05%)以下

ジャム類、漬物、氷菓、アイスクリーム類、たれやフラワーペースト︰食品1kg当たり1.0g(0.1%)以下

栄養機能食品(タブレットに限る)︰ 食品1kg当たり6.0g(0.6%)以下

その他の食品︰食品1kg当たり0.35g(0.035%)以下

 

このように、どういった食品に使用するのかによって、添加量が厳密に指定されているんです。

とても少量なのは、砂糖の200倍もの甘味を持つ甘味料であるため、大量に添加する必要がないからなんですね。

アセスルファムKが後味が悪い!まずい!と感じる理由

アセスルファムKは後味が悪いまずい

アセスルファムKは、「後味が悪い」「まずい」と言われることが多いです。

そもそも普通に砂糖を使用して製造された食品と、人工甘味料を使用して製造された食品とでは、味の感じ方が違います。

人工甘味料は甘味を感じるのが比較的ゆっくりな傾向にありますが、アセスルファムKは砂糖よりも甘味を早く感じやすい人工甘味料なんです。

そのため、甘味が長続きせず、後味が悪いと感じることが多いようです。

後味の悪さを解消するために、甘味を感じるのが遅いアスパルテームやスクラロースなどの人工甘味料と組み合わせて使用されることがあります。

また、人工甘味料には独特の苦味を感じる方が多いんです。

甘味の中に独特な苦味を感じ、その甘味と苦味が口の中で混ざり合うことで、まずさや気持ち悪さにつながるのでしょう。

発がん性は?アセスルファムKの危険性や副作用

アセスルファムKの危険性安全性副作用

一部の研究者達には危険性はなく、非常に安全性の高い食品添加物だと言われています。

ただ、完全に安全とは言い切れません。

アセスルファムKを製造する過程で塩化メチレンが使われているのですが、この塩化メチレンは呼吸器や皮膚を通して体内に吸収されると高確率で発がんすると言われています。

一部では、塩化メチレンの残留を不安視する声もあります。

また、アセスルファムKは、他の人工甘味料と一緒に食品に含まれていることが多いです。

他の人工甘味料と組み合わせた際の実験データは少なく、安全性は確立されていません。

 

アセスルファムKはカロリーゼロですが、それは消化されないからなんです。

アセスルファムKは、腸から吸収されて肝臓を経由して異物として血管内に侵入するんです。

血液の流れに沿って腎臓に運ばれ、尿と一緒に排泄されます。

代謝されないことによってカロリーは当然ゼロなのですが、その分肝臓や腎臓への負担がとても大きくなってしまうんです。

動物を使った実験では、免疫力の低下や肝臓へのダメージ、妊娠中に摂取すると胎児への影響が見られています。

犬を4群に分け、それぞれにアセスルファムKを「0%」、「0.3%」、「1%」、「3%」含むえさを2年間食べさせた実験では、0.3%群でリンパ球の減少が認められました。

また、3%群では肝臓障害の際に増えるGPTが増加し、さらにリンパ球の減少が認められました。

さらに、妊娠したラットにアセスルファムKを投与した実験では、胎児への移行が認められています。

出典:ビジネスジャーナル

 

 

他にも、人工甘味料は天然に存在しないものなので体内で消化ができず、下痢の副作用が起こることもあります。

また、依存性も高く甘味の中毒になり、かえって太ってしまうということもあります。

妊娠中や授乳中にアセスルファムKを摂取して大丈夫?

妊娠中や授乳中のアセスルファムK

妊娠中は、妊婦が摂取した栄養素がへその緒を通して胎児に送られます。

授乳中も同様で、粉ミルクでの育児をしているのであれば構いませんが、母乳育児をしている場合は母乳に妊婦が摂取した栄養素が含まれてしまうんです。

 

さまざまな危険性の疑いがあるアセスルファムKですが、妊娠したラットを用いての動物実験では胎児に移行することが確認されています。

妊娠中の方や授乳中の方は摂取を最小限にして、摂取量をなるべく抑えるようにしましょう。

まとめ

いかがでしたか?

アセスルファムK(アセスルファムカリウム)は一部の研究者の方からは安全性が高いと言われていますが、実は発がん性や肝臓へのダメージなどの危険性の疑いがあります。

その上、後味もまずく、あまり好ましくない食品添加物なんです。

下痢の副作用や依存性の高さも気になります。

胎児への移行が確認されているため、妊娠中の方や授乳中の方は摂取を控えましょう。

 

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