危険性や副作用はある?馬プラセンタの効果や豚プラセンタとの違い
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プラセンタとは胎盤エキスのことで、病院で治療に使われていたものが、最近は美容にも良いとされ、サプリメントにも使用されています。
現在、プラセンタは「人間」の胎盤から抽出したものと、「馬」や「豚」の胎盤から抽出したものを差すことが多いです。
中でも“美肌効果が高い”と期待されている「馬プラセンタ」。
今回は、馬プラセンタの詳しい効果と考えられる危険性や副作用、そして豚プラセンタとの違いを解説します。
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馬プラセンタとは
馬プラセンタは豊富なアミノ酸の宝庫
アミノ酸は肌の新陳代謝を促したり、疲労を回復したりと人体に必要不可欠な成分です。
馬プラセンタには、他のプラセンタと比べると、およそ300倍もの量のアミノ酸が含まれていると言われており、美肌への効果が比較的高いとされています。
また、体内では作られないため、積極的に食品などから摂取する必要がある必須アミノ酸を6種類も含んでいます。
馬プラセンタに含まれている「必須アミノ酸6種類」は、イソロイシン・リジン・ロイシン・トレオニン・メチオニン・フェニルアラニンですが、これらは、豚プラセンタには含まれていません。
必須アミノ酸は、脂肪を燃焼してダイエットをサポートしたり、免疫力を上げて健康的な体を作るなど、様々な効果をもたらす必要不可欠な栄養です。
日頃、手軽に摂取するためには、馬プラセンタを含むサプリメントは効果的な摂取方法でしょう。
プラセンタとは胎盤から抽出された栄養エキス
プラセンタとは、元々は英語で「胎盤」を意味しますが、胎盤そのものを使用するというわけではありません。
胎盤に含まれている栄養分を抽出したエキスのことを、プラセンタと呼びます。
そもそも、なぜ胎盤エキスを病気の治療や美容に利用するのでしょうか。
それは、胎盤が栄養の宝庫だから。
胎盤は、母体と赤ちゃんをつなぐ栄養を供給するパイプのようなもの。
赤ちゃんの体を作るために必要な、あらゆる栄養素が胎盤を通じて、赤ちゃんに届けられるのです。
そして、出産後の胎盤には栄養が豊富に含まれているため、馬や豚などは、母体の回復のために胎盤を食べるそうです。
このような胎盤の栄養に注目して、利用されるようになったのがプラセンタなのです。
馬プラセンタの効果
豊富なアミノ酸によるアンチエイジング効果
馬プラセンタに豊富に含まれるアミノ酸の代謝促進効果により、シミやシワ、白髪や抜け毛の予防など、エイジングケアのサポートが期待できます。
アミノ酸は、肌のターンオーバーを促すため、美肌作りには欠かせない成分なのです。
馬プラセンタは希少価値が高い!
馬は妊娠してから出産まで時間がかかる動物なので、胎盤にアミノ酸がじっくりと生成されるため、アミノ酸の量が多いと言われています。
しかし、出産までに時間がかかるということは、利用できる胎盤が大量に手に入らないということです。
そのため、希少価値が高く、馬プラセンタを利用したサプリメントは比較的高価で販売されています。
馬プラセンタの危険性
プラセンタ使用で健康被害が起こったことがある
プラセンタは、注射・経口摂取・皮膚に塗布するという3つの方法で使用されています。
これまで、馬プラセンタによる健康被害は正式には報告されていません。
しかし、豚プラセンタのサプリメントと美容液を使用した40歳代の女性は、アレルギー反応で皮膚炎を発症したという事例があります。
アレルギー反応に要注意
プラセンタには、アミノ酸をはじめ、タンパク質や各種ビタミンなど様々な栄養成分が含まれているのですが、食品アレルギーを持っている人はアレルギー反応を起こす可能性があります。
アレルギー持ちに限らず、プラセンタを使用する際に不安を感じたら、お医者さんに相談してみましょう。
また、商品の原材料が細かく表示されているものを選んでください。
馬プラセンタに副作用はあるの?
一時的な変化が起こる可能性はあり
これまで、馬プラセンタのサプリメントなどを使用したことで、健康を害するような副作用を発症したというケースは報告されていないようです。
しかし、馬プラセンタに豊富に含まれるアミノ酸により、新陳代謝が活発になって好転反応が起こることがあります。
一時的な肌荒れ、生理周期の乱れなどが起こる可能性も。
体の不調が長く続く場合は、あなたの体には合わないかもしれないので、使用を中断してお医者さんに相談しましょう。
馬プラセンタのサプリメントを使用するときのポイント
サプリメントは元々体のサポートをするものなので、摂取してすぐに効果を感じるものではありません。
体調に問題が無いのであれば、最低でも2、3週間は続けて摂取してみましょう。
サプリメントなどの効果を実感しやすいのは、生理後2週間の体が安定した状態の時と言われています。
馬プラセンタと豚プラセンタの違いとは
馬プラセンタと豚プラセンタの大きな違いは、含まれる栄養の豊富さと安全性です。
プラセンタの質は、動物の飼育環境と体質と大きく関係しています。
馬と豚の飼育環境の違い
豚は馬と違って、病気にかかりやすい動物です。
飼育される中で、病気を予防するための薬剤が投与されることが多くなります。
そのため、体内に不純物が含まれてしまうことは仕方のないことなのです。
メーカーでは、商品に使用されている胎盤を、馬も豚も厳密に管理されている衛生状態の良い農場から仕入れ、検査をしっかり行いながらプラセンタを製造しています。
感染症予防に関して各社で厳しい審査をしているので、危険性は少ないと言えます。
馬プラセンタの中でも安全性が高い?サラブレッドのプラセンタ
馬は豚に比べて体温が高く、寄生虫によるトラブルが少ないと言われています。
その中でも、サラブレッドの馬は、よりしっかりとした管理下で飼育され、健康的な肉体のため安全性が比較的高いそうです。
馬プラセンタの商品を選ぶときは、サラブレッドかそうでないかという点を選ぶ基準にしても良いでしょう。
豚プラセンタの中では「SPFプラセンタ」がおすすめ
豚がかかりやすい病気を徹底的に予防、管理して豚を飼育する「日本SPF豚協会」。
そこで飼育された豚の胎盤から抽出した、「SPFプラセンタ」は危険性が少ないと言われています。
感染症を防ぐための製造工程の一部を省けるため、胎盤本来に含まれる栄養が損なわれることがなく、栄養豊富な製品が期待されているのです。
馬プラセンタと豚プラセンタ、どちらを選ぶ?
人によってはアレルギーによる危険性もあるため、厳密にどちらが良いとは言えないのが現状です。
まずは比較的値段が低く、手に入りやすい豚プラセンタから試してみるのがいいかもしれませんが、より高い美肌効果と安全性を望むのであれば、思い切って馬プラセンタから試してみると良いでしょう。
注意したいのは、副作用が起こる可能性がゼロではないということ。
プラセンタ商品を使い始めてからは、自分の体の変化を敏感に感じ取れるように意識しましょう。
まとめ
豊富なアミノ酸による美肌・アンチエイジングサポートが期待できる馬プラセンタ。
シミ、シワなど年々増えてくる肌トラブルを回避するために、手軽に摂取できるサプリメントで取り入れるのがおすすめです。
プラセンタに限ることではありませんが、今までトライしたことのない成分を取り入れるときは、今まで以上に自分の体の変化を意識して過ごしましょう。
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