美肌にブルーグリーンアルジー?ダイエット効果、副作用、スピルリナとの違い
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あなたは、NASAも注目するスーパーフード、「ブルーグリーンアルジー(AFA)」を知っていますか?
ダイエットや美肌などの“美容効果が高い”と言われていますが、本当なのでしょうか?
また、見た目が似ているスピルリナとの違いとは、一体何なのでしょうか?
今回は、ブルーグリーンアルジーの効果や副作用、スピルリナとの違いを説明します。
ブルーグリーンアルジーの粉末パウダーやタブレットも紹介します。
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目次
ブルーグリーンアルジーとは
ブルーグリーンアルジー(AFA)は、35億年前、最初に地球上で誕生した藍藻類(らんそう類)で、藍色細菌(らんしょくさいきん)の一つです。
理想的な栄養バランスのため、宇宙食としてNASAからも注目されている「スーパーフード」なんです。
AFAとも呼ばれていますが、Aphanizomenon Flos Aquae(アファニゾメノン・フロス・アクア→意味は、水中の見えない花)という学術名の頭文字が由来となっています。
酸素発生型光合成細菌と言って、光合成によって酸素を生成します。
ブルーグリーンアルジーと聞けば馴染みが薄いかもしれませんが、欧米などの地方では、1950年代頃から健康食材として親しまれているんです。
ブルーグリーンアルジーの栄養素
ブルーグリーンアルジーは、理想的な栄養バランスのスーパーフード。
では、どのような栄養素が含まれているのでしょうか。
ミネラルが50種、ビタミンが13種、必須アミノ酸が20種、脂肪酸が4種、色素が2種含まれています。
ミネラル
ミネラルは、必須ミネラル16種(カルシウム、リン、カリウム、硫黄、塩素、ナトリウム、マグネシウム、亜鉛、クロム、コバルト、セレン、鉄、銅、マンガン、モリブデン、ヨウ素)を全て含んでいます。
多く含まれるのは、鉄やビタミンB12と一緒に働く貧血を予防するコバルト。
ビタミン
ビタミンB群(ビタミンB1、B2、B6、B12)がとても豊富です。
藍藻類にはめずらしく、脳や循環機能、細胞の働きにかかわる成分コリンも含まれています。
必須アミノ酸
必須アミノ酸9種を全て含み、20種類のアミノ酸がブルーグリーンアルジーには豊富に含まれています。
また、人間の理想とする必須アミノ酸の構成比率に近い構成となっています。
脂肪酸
体内では作り出せない「オメガ3必須脂肪酸」と「オメガ6必須脂肪酸」が含まれています。
体内で作られないので、食事で摂る必要がある脂肪酸なんです。
人間が必要とするバランスは、オメガ3:オメガ6=1:4と言われています。
ブルーグリーンアルジーには、現代人が圧倒的に不足している「オメガ3必須脂肪酸」が多く含まれています。
色素
ビタミンの1000倍パワーがあるアスタキサンチンや、抗酸化作用や抗炎症作用があるクロロフィルaが含まれています。
このように、ブルーグリーンアルジーの栄養は豊富で、配分は、人間の細胞のバランスに近く理想的なんです。
「医者いらずの食」の著者、内海聡医師もブルーグリーンアルジーをすすめています。
ブルーグリーンアルジーの効果
ブルーグリーンアルジーは、良質で消化の良いたんぱく質が乾燥重量の約70%を占めています。
なお、このたんぱく質は、
- 免疫力を高めてくれる「糖たんぱく質」
- 吸収されやすく脳や神経を活性化しれくれる「アミノ酸ペプチド」
からなっています。
吸収率や消化率が高く、利用する際や消化する際に必要となるエネルギーが少量で済むため、ブルーグリーンアルジーに含まれているたんぱく質は、とても良質なたんぱく質であると言えます。
もちろんそれだけではなく、クロロフィル・鉄分などのミネラル類や、ビタミンB群・ビタミンCをはじめとしたビタミン類を豊富に含んでいます。
これにより、持久力や体力をつけて、免疫力や抵抗力を高める効果があります。
さらに、血液の質を高める効果もありますよ。
ブルーグリーンアルジーに期待されている最大の効果が「抗酸化作用」です。
ブルーグリーンアルジーは、脂肪酸とたんぱく質の原料となっているアミノ酸を豊富に含んでいます。
それにより、肌の細胞を合成して、傷付いた肌を修復して回復させることができるんです。
肌のハリや弾力だけでなく、肌の老化の原因となる活性酸素の分泌を抑制する働きもあります。
なお、ブルーグリーンアルジーには、悪玉コレステロール低下させるオメガ3とオメガ6の脂肪酸を豊富に含んでいます。
悪玉コレステロールの値を下げることで中性脂肪が増加するのを防止することができ、それに加えて脂肪の燃焼を促進してくれるんです。
ブルーグリーンアルジーに副作用はあるの?
高い美容効果を得られるブルーグリーンアルジーですが、その副作用は気になるところですよね。
副作用の内容によっては摂取すらためらわれるところです。
簡潔に一言で言うならば、ブルーグリーンアルジーに副作用は特にないとされています。
これだけ聞けば安心するかもしれませんが、それはあくまで過剰摂取を避けた場合です。
どんな栄養素、どんな物質でも過剰摂取は身体に毒です。
最近では、粉末パウダーやタブレットなど摂取しやすい形のものが増えています。
それもあって、つい口にしてしまう方も多いですが、その量を間違い過剰摂取になってしまうと、身体にさまざまな悪影響を及ぼす可能性があります。
多く摂取すれば、その分現れる効果が大きい、早く効果が現れる…というわけではありません。
適量を守って摂取し、効果が現れるのを焦らずに待ちましょう。
ブルーグリーンアルジーとスピルリナの違い
ブルーグリーンアルジーが、どんなものかは大体理解できたと思われます。
では、ブルーグリーンアルジーと見た目が似ているスピルリナとは一体何なのでしょうか?
スピルリナもブルーグリーンアルジーと同じく、藍藻類に分類されるスーパーフードの一つです。
スピルリナは、約35種類ほどの種類が存在していて、その中でも特に栄養価の高いものを食用とします。
スピルリナは栽培しやすく、人工的に栽培することも可能です。
それにより入手も難しくなく、価格も比較的安価なのが魅力ですね。
たんぱく質やビタミン類、ミネラル類など栄養を豊富に含んでいます。
その上、消化率が95%としっかりと体内で消化されてくれるんです。
では、そんなスピルリナとブルーグリーンアルジーの違いについてです。
ブルーグリーンアルジーとスピルリナは同じ藍藻類ですが、生息する場所が違います。
ブルーグリーンアルジーは淡水を好むのに対し、スピルリナは海水などの塩水を好みます。
また、ブルーグリーンアルジーは野生環境でも育ちますが、スピルリナは野生環境でも管理された場所でなければ育ちません。
なお、栄養素の面でも違いはあります。
クロロフィルなどのミネラル類やビタミンB群やビタミンCをはじめとしたビタミン類は、ブルーグリーンアルジーの方が豊富です。
ブルーグリーンアルジーの粉末パウダーやタブレット
近年では、粉末パウダーなどの幅広い用途で使いやすいものや、タブレットなどの忙しい時でも手軽にブルーグリーンアルジーを摂取できるものが増えています。
Shasta(シャスタ)
Shastaのブルーグリーンアルジーには、粉末タイプ、タブレットタイプ、カプセルタイプの3種類があります。
用途に合わせて使い分けると便利ですよ。
タブレットタイプの場合、1日2粒ほどから始めて5粒~10粒ほどで安定する方が多いそうです。
E3live(イースリーライブ)
E3liveのブルーグリーンアルジーには、粉末タイプとカプセルタイプ、フローズンリキッドタイプがあります。
化学肥料や農薬、保存料などをはじめとした食品添加物も一切添加されていない、全てが天然のものからなるサプリメントです。
ナチュラルコスモ
ナチュラルコスモのブルーグリーンアルジーには、粉末タイプとタブレットタイプの2種類があります。
粉末タイプは、ブルーグリーンアルジーにバオバブフルーツを混ぜ、黒煎茶という他とは違う特別なナチュラルコスモならではの加工を施して製造されています。
タブレットタイプの方は、遺伝子組み換えでないトウモロコシのでんぷんを用いて形を形成しています。
アマゾンや楽天でブルーグリーンアルジーを探したい方は、以下より確認してください。
まとめ
いかがでしたか?
スーパーフードの一つとして注目を浴びているブルーグリーンアルジー(AFA)、スピルリナとの違いも理解できたかと思われます。
ダイエットや美肌をはじめとした美容効果をもたらしてくれます。
適量を摂取している分には副作用も特にないため、安心して安全に服用できますね。
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